ウォーリー、目標とかあるの?
俺の目標はオリンピックの棒高跳び選手になること
あなた、そんな風に見えない……
スポーツやるような奴に?
だから、オリンピックの棒高跳びが俺の目標なんだよ。簡単なら目標にならないだろう
あなたは夢の世界に生きているのよ! オリンピックなんか絶対いけないわ!
君の目標は達成されたようだね
気がついてくれてありがとう
人を怒らせることにかけては、右に出るものはいないウォーリーですが、言うに事欠いてオリンピック選手ですか……。
オリンピックの競技を英語でいうことは普段の生活ではあまりないこともあり、けっこう知らない単語が多いかと思います。例えば、“vault”とは名詞では「アーチ型の天井」や金庫室などの「貯蔵庫」のことを言いますが、動詞としては「アーチ型にたわむ、飛ぶ」ことを意味します。そのため、競技では“pole vault”は棒高跳びのことで、“vault”だけでは跳馬のことを指します。
陸上競技などは特に聞きなれない単語が多いかと思います。例えば、走り幅跳びは“high jump”、三段跳びは“triple jump”、やり投げ“はjavelin throw”、ハンマー投げは“hammer throw”、円盤投げは“discus throw”、それに砲丸投げは“shot put”といいます。東京オリンピックに備えて、今から覚えておくとよいかもしれませんね。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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