欧米の子どもなら一度は聴いたことあるはずの英語の伝承童謡“Mother Goose(マザー・グース)”に、“Pop goes the weasel(イタチがポン! と飛び出した)”というのがあります。その中では、かわいい動物として描かれている“weasel(イタチ)”ですが、人に対して使うと、あまり良い意味ではなくなり、「ずる賢い人」「密告者」などを指すのに使われます。
また“weasel one's way out of”というと、「逃げ口上や曖昧な言葉を使って状況から逃げ出す、避ける」こと。“He's good at weaseling way out of a nasty situation.(彼は厄介な状況からいつの間にか逃げ出すのがうまい)”のように使います。
ところで、冒頭に出てくる“OMG”は、ソーシャルメディアなどでよく見かけるので、意味をご存じの方も多いと思いますが、念のため、“Oh my God”の頭文字をとった略語で、「なんてことだ!」とか「やってしまった!」という驚きや感動の表現として使われます。