ワシが知っているマネジメントに関する全てのことは彼女から学んだよ
ボクに対して不満があるなら、ちゃんと言ってくださいよ!
何でもないさ
ほんと、奥様の“教え”がよく行き届いているようね
ボスと奥さんの普段の会話が手に取るように分かりますね。部下たちも、ボスを相手にするときは、奥さんの手法をまねてみたら!?
“whatever”の一般的な意味は「なんでも」ですが、日常会話の中では、いろいろなニュアンスを持たせて使える言葉です。今回のボスの言い方は、無関心であることを表現した「どうでもいい」「何でもいい」という意味合いがあります。例えば、アメリカのホームドラマなどで親に説教をくらった思春期の子どもが“Whatever...”とつぶやき、親の怒りにさらに火をつける、という場面など見たことありませんか?
また「いったい何だ?」という驚きや困惑を表現するときにも使います。例えば、“Whatever is that huge box sitting in the entrance?”(玄関にあるあのデカイ箱はいったい何だ?)など。この使い方は、“What in the world...?”(一体全体)と同じようなニュアンスです。ディルバートからすれば、“Whatever is boss thinking?”(ボスはいったい何を考えているんだ?)って感じですかね。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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