Networld+Interop 2004 Tokyo Report

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ネットワークは、趣味の世界の技術から、家庭や職場、遊びなどさまざまなシーンで不可欠なインフラへと、その役割を大きく変えた。そのインフラはこの先、われわれの生活をどのように変え、どのように発展させ、そして一方でどのようにわれわれを守ってくれるのだろうか? 今年で11年目を迎えるNetworld+Interop Tokyoでは、一歩先行くネットワーク世界の姿が明らかにされる。

経営課題としてのセキュリティ

もしも今、「仕事をするのに電子メールもWebも、PCも使ってはならない」などと言われたら、あなたは、そしてあなたの会社はいったいどうなってしまうだろう? 今となっては、そんな状況を考えるのは難しいほど、IT技術はわれわれの仕事と深く関わるようになっている。

安全なビジネスモビリティの姿を体現するノキア

携帯電話やPDA、ノートパソコンなどのモバイル機器がビジネスシーンで活用される頻度は、目に見えて高まってきた。コーヒーショップの中でノートPCを開いて作業したり、電車のちょっとした待ち時間の間にメールをチェックするといった姿は、もはや日常風景の中に溶け込んでいる。

ネットワークが実現する「未来」を演出するパナソニック

昨年のN+Iで「Best of Show Award」の一般投票部門でグランプリを獲得したパナソニック。ネットワークが実現する次の世界を体感させてくれたのが来場者に評価された。今年は「VOD-3Dハイビジョン伝送」「RFID情報収集ソリューション」で楽しませてくれそうだ。現在、イベントを体験するための事前登録を行っている。

サーバのすべてを手元で管理する、KVMスイッチソリューションの決定打、Dominionシリーズ

日本ラリタン・コンピュータの「Dominion」シリーズは、遠隔地などに散在するサーバを手元で管理できるハードウェアスイッチソリューションである。メールサーバやWebサーバ、グループウェアサーバ、そしてもちろん基幹業務のサーバなど、サーバマシンのない企業活動が考えられない現在、これらの管理は重要かつ頭の痛い問題である。


「日本でもスパムは深刻な問題に」と予言するBarracuda

米Barracuda Networksは、日本語で書かれたスパムメールの排除も可能なスパム対策アプライアンス製品を投入した。

ネットワークで何が起きているかを一目で、フォーティネットが新ツール

フォーティネットジャパンは、さまざまなセキュリティ機器が生成するログを収集し、レポートとしてまとめる「FortiReporter Security Analyzer」をリリースした。

内部ファイアウォールの重要性を指摘したファウンドリー

レイヤ4-7Webスイッチの新製品「ServerIron GT Eシリーズ」を発表したばかりのFoundry Networks。同社はさらに、内部セキュリティ機の充実に取り組むという。

エンドポイントコントロールに取り組むAventail

独立系SSL-VPNベンダー、Aventailの社長兼CEOのエヴァン・カプラン氏によると、同社は今後、エンドポイントコントロールやアプリケーションレベルのセキュリティに取り組んでいくという。

「SSL-VPNは今まさに認知されつつある」とF5 Networks

F5 Networksが6月にリリースしたFirePassソフトウェアの最新版、Version 5.0には、いくつかユニークな機能が搭載されている。

ビジネス・モビリティは「生活の質も変える」――ノキア基調講演

NetWorld+Interop 2004 Tokyoの最後を飾る基調講演に登場したNokiaのメアリー・T・マクドウェル氏は、同社が掲げるビジネス・モビリティ戦略とその可能性について説明した。

潤沢な帯域を背景に多様化するSIPベースのIP電話
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NetWorld+Interop 2004 Tokyoの会場では、単なるSIP対応IP電話にとどまらず、無線LAN対応やテレビ電話機能を搭載した新たな端末が紹介された。

次をにらんだネットワーキング機器を披露した富士通とヤマハ

富士通は、スイッチングモジュールをワンチップ化したことで実現された10GbE対応レイヤ2スイッチ「XG800」を紹介した。

SSL-VPN製品の新バージョンをリリースしたノキア

ノキア・ジャパンはNetWorld+Interop 2004 Tokyoの同社ブースにて、「Nokia IPシリーズ」「Nokia Secure Access System」のデモンストレーションを行っている。

ストレージ内のデータを丸ごと暗号化するアプライアンス製品展示――住商エレ

ネットワークストレージに保存されるデータをハードウェアでまるまる暗号化するセキュリティ製品が展示されていた。この製品は、ネットワークストレージの前でプロキシとして動作し、暗号/複合化処理を行う。

指紋・顔・声紋―バイオメトリクス認証製品もさまざま展示

「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」ではバイオメトリクス認証製品が見られた。指紋認証、顔認証、声紋認証―と多彩だ。

日立ハイテク、複数サーバのログを自動解析するソフトをアピール

NetWorld+Interop 2004 Tokyoで、日立ハイテクノロジーズは複数サーバのログを自動収集し、相関分析を行えるログ解析ソフトをアピールしていた。

来場者を対象にした大規模ICタグ実験をN+I Tokyoで実施

今回のNetWorld+Interop 2004 Tokyoの会場で、10万人以上の来場者を対象にした無線ICタグの実証実験が行われている。

KCCS、検疫システムやパッチ管理システムを披露

京セラコミュニケーションシステムはNetWorld+Interop 2004 Tokyoの展示会にて、発表されたばかりのクライアント検疫システム「NET BUREAU POLICY ENFORCER」を紹介している。

安定したネットワーク運用を支えるラリタンのKVMスイッチ

日本ラリタン・コンピュータはNetworld+Interop 2004 Tokyoのブースで、リモートからWebブラウザ経由で機器の監視、管理、操作を行えるKVMスイッチ「Dominionシリーズ」などを紹介した。

パナソニック、ネットワークカメラを用いた多様な監視システムを紹介

パナソニックはNetworld+Interop 2004 Tokyoのブースで、「VOD-3Dハイビジョン伝送ステージ」を披露するほか、ネットワークカメラを用いたセキュリティソリューションを紹介した。

PKI+手書き認証でセキュリティ強化を、日立情報システムズ

日立情報システムズは、自社開発のPKIパッケージ「SSCom」に、同じく自社開発の手書きサイン認証システム「TEGAKI」を対応させた。

セキュリティ情報を分かりやすく、迅速に――新団体「SPREAD」設立

セキュリティ関連情報の迅速かつ確実な流通を図ることを目的とした新たな団体、「セキュリティ対策推進協議会(SPREAD)」が設立された。

富士通、SEによるセキュリティ設計/監視サービスを発表

富士通は、顧客の環境に合わせたセキュリティ設計/運用やインシデント発生時の緊急対応を行う「インターネットセキュリティプロディフェンスサービス」を発表した。

セキュリティへの取り組み示したバルマー氏、「隔離システム」も披露

NetWorld+Interop 2004 Tokyo、初日の基調講演に米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが登場し、同社のセキュリティへの取り組みについて語った。

日立システム、ブレードクライアントを中核にした情報漏えい対策ソリューションを展開

日立システム日立システムは6月30日、米ClearCubeのブレードクライアントコンピュータ「CLEARCUBE」を中核にした「オフィスセキュリティソリューション」を展開すると発表した。

WIDEとIEEAF、10Gpbsの日米間超広帯域光ネットワークの運用開始

WIDEプロジェクトとIEEAFは6月30日、日米間に10Gbpsの広帯域光ネットワークを構築、運用開始したと発表した。

ジュニパー、NetScreenシリーズをIPv6対応に

ジュニパーネットワークスは6月30日、IPv6に対応したセキュリティアプライアンス専用OS「NetScreen Screen OS 5.0」を発表した。

「日本の通信事業者はサービスの豊かさで世界を先駆ける」とシスコ

「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」が6月30日本格的に幕を開けた。基調講演のトップを切ったのは、シスコシステムズ。米Ciscoのマイク・ボルピ氏が次世代ネットワークと同社のコンバージェンスのあり方を説明した。

「お行儀の悪い」P2Pトラフィックへの対処法

NetWorld+Interop 2004 Tokyoのワークショップ、「P2P帯域制御の最新状況〜技術、製品、運用、展望〜」では、増大するP2Pトラフィックにどう対処すべきかが紹介された。

ALSI、情報の持ち出しを防ぐ「DocumentSecurity Lite」発売

アルプス システム インテグレーションは、重要なファイルの無断持ち出しを防止する情報漏洩対策ソフトウェア「DocumentSecurity Lite」の販売を開始する。

C4T、独自の暗号エンジン搭載の暗号化ソフトウェアをリリース

シーフォーテクノロジーは、同社独自開発の暗号エンジン「C4シリーズ」を搭載したセキュリティソフトウェア「CRYPTYシリーズ」を発売する。

NetWorld+Interop Tokyoが開幕、今年ならではの見所が豊富に
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千葉・幕張メッセにて、今年で11回目を迎えるネットワーク関連のカンファレンス「NetWorld+Interop 2004 Tokyo」がスタートした。

ファウンドリー、NetIron 40G/BigIron MG8用IPv6モジュールを追加

ファウンドリーネットワークスは、メトロルータ「NetIron 40G」と、テラビットクラスのレイヤ3スイッチ「BigIron MG8」に、IPv6ルーティング機能を追加した。

マイクロソフト、XP SP2日本語版RC2のダウンロード提供を開始

マイクロソフトは6月21日、2004年夏の提供を予定しているWindows XP SP2の2番目の出荷候補版となる日本語版RC2のダウンロード提供を開始した。

NECフィールディング、「ウイルス監視サービス」に更新状況監視機能などを追加

NECフィールディングは、「ウイルス監視サービス」でウイルス対策ソフトの更新状況を把握できる監視機能を強化した。

社内のどこに移動しようとシームレスな接続を、NECが新システム発売

NECは、オフィス内のどこへ移動しようとも、設定変更を行うことなくシームレスな接続環境を提供する「オフィスLANアクセス管理ソリューション」を発売する。

ルート、無線/有線LAN向けアクセスコントローラを発売

ルートは6月より、モバイルブロードバンド協会が定めた仕様に準拠したアクセス制御機器、「Access Controller RAR2400」の販売を開始する。

ALSI、「Web Chameleon」と「WEBGate」を連携してモバイルセキュリティソリューションを開発

ALSIは、モバイルゲートウェイエンジン「Web Chameleon」と、ソリトンシステムズの「WEBGate」を連携させ、モバイルセキュリティソリューションとして製品化する。

端末内の「マルウェア検査機能」も、Aventailの今後のロードマップ

米Aventailは販売代理店のテクマトリックスと協力し、7月末にもユーザーインタフェースやポータル機能を日本語化した製品を提供する計画だ。

それでも無線LANセキュリティ対策は必要だ

Networld+Interopの展示会場では、ユーザーが勝手に設置するアクセスポイントの検出といった機能を提供するセキュリティリューションが多数紹介された。

ノーテル、「真のキャリアグレード」謳うエッジ向けルータを発表

ノーテルは、高い信頼性とQoS機能を特徴とするキャリア向けのエッジルータ「Multiservice Provider Edge 9000」シリーズを発表した。

攻撃前の偵察行為を検知、ワーム被害を未然に防ぐシステム――NECが発表

NECは、ワームが攻撃前に行う偵察行為を検知して攻撃を遮断する「WormGuard IPシリーズ」の出荷を始めた。


NetWorld+Interop 2003 Tokyo

2003年6月30日からNetWorld+Interop 2003 Tokyoが開幕する。「躍動を始めた新時代ネットワークのカタチ」をテーマに、10ギガビットイーサネットで整備されたIPv4/IPv6デュアルスタックのバックボーン「ShowNet」とともに、「IPv6 ShowCase」や「Security ShowCase」、「VoIP ShowCase」などのデモンストレーションが展開される。