Microsoftは、Microsoftアカウントにパスワードレス機能を導入する。Microsoft AuthenticatorアプリやWindows Helloなどとアカウントをひも付けることでパスワードレスでのログインが可能になるという。
ゼロトラストの重要性は理解しているが「どこから取り組むべきか分からない」という声を企業から聞くことも多い。Oktaが公開した「ゼロトラスト導入実態調査」から世界と日本企業の現状を把握し、ゼロトラスト導入のヒントを探る。
企業の間で多要素認証やシングルサインオンが普及する中、これまで従業員のID管理を目的に導入されることが多かったID管理ソフトウェアに“もう一段階進んだニーズ”が生まれつつあるという。主要ベンダーであるOktaが明かした市場の最新動向と、そこに応えようとする同社の戦略とは。
Microsoftは、ゼロトラストセキュリティの構築を支援する複数の新機能を発表した。「Security for All」をコミットメントに、アイデンティティーやセキュリティ、コンプライアンス、スキル育成などの4つの主要領域で製品やサービスを提供する。
数年前から「パスワードレス」への取り組みを進めてきたMicrosoftが一つのマイルストーンに到達したと発表した。Microsoft Azureにおけるパスワードレス認証の一般公開だ。気になるその中身は。
テレワークが普及し、安全かつ効率的に業務アプリの利用を進めるニーズで注目を集めるのがシングルサインオンだ。ID管理サービスベンダーのOktaは、日本市場向けに、国産SaaSとの連携を高める施策を発表したばかりだ。その現状と国産SaaS市場とグローバル市場の技術的な違いについて聞いた。
本人確認の手段としてeKYCを導入したサービスが近年増加しています。サービス事業者としてもオンラインでの身分証明は、ユーザーを取り込むためにもぜひとも積極的に活用するべきです。しかし“画像”をアップロードするだけで本人確認は十分なのでしょうか。
NECは、生体認証と複数のソリューションをつなぐID連携サービス「Digital IDプラットフォーム」の提供を開始した。生体認証情報と個人のIDを連携させて、複数のサービスやソリューションを、生体認証によって利用できるようにする。
日立製作所は、指静脈などの生体認証で本人認証やキャッシュレス決済ができる基盤サービス「生体認証統合基盤サービス」を開始した。生体情報を復元不可能な形でクラウドに登録し、安全性や利便性を確保。飲食店やイベント会場、レジャー施設など、幅広い分野で手ぶらでのキャッシュレス決済やチケットレス入場が実現する。
LINE Payは、銀行口座保有者の本人確認を「LINE」で可能にするサービスを提供する。金融機関の継続的な顧客管理を目的とする。今後は、金融以外の領域におけるさまざまな認証や簡単な申請、来店予約などに応用する。
デジタル社会では多くのケースで本人確認が求められるようになる。その技術として顔認証が注目されている。この分野をリードするNECの話をもとに、その最前線と可能性について考察したい。
NTTドコモが「ドコモ口座」の不正利用問題を受け、オンライン本人確認システム(eKYC)の導入を発表した。eKYCの仕組みやドコモ内でのeKYCの利用実績をまとめた。
IDとパスワードの組み合わせによるセキュリティに、多くの人が限界を感じています。そこで現在、数学的な仕組みを利用してパスワードレス化を実現する、新しいセキュリティアライアンス「FIDO」が広がりつつあります。
富士通研究所は、認証精度や処理速度を落とさずに、生体情報を暗号化したまま認証できる生体認証技術を開発した。オープンなネットワーク環境で、生体認証を安全に使える。
NECと北原病院グループなどは、NECの生体認証を活用した本人確認と、本人情報にひも付けした医療に関する希望に基づく治療の実証実験を開始。意識がない状態で緊急搬送された患者でも、顔認証や指静脈・指紋認証で本人を確認し、事前同意を踏まえた医療が可能になるという。
共通ID「Yahoo! JAPAN ID」を使って多数のWebサービスを展開するヤフー。同社では、パスワードを無効にし、代わりにSNSや生体認証を使った新たなログイン形式を推進している。「パスワードよりも安全で、簡単」というその中身とは。
銀行口座にメール、会社のシステム――必要なパスワードが年々増えて、「面倒くさいから、いっそ同じパスワードで通したい」と思ったこと、ありませんか? 危ないからダメって言ったでしょ! とお母さんのようなことを言いたいわけではなく(言いたいけど)、実は「簡単で、覚えやすくて、しかも強い」パスワードを作る方法があるんです。
NECが、米国ロサンゼルス郡保安局(LASD)に、指紋、掌紋、顔、虹彩を組み合わせたマルチモーダル生体認証システムを提供。指紋や被疑者の確認など、犯罪捜査に活用される他、州司法省や米連邦捜査局(FBI)などのデータベースに接続するための生体認証システムとしても利用される。
富士通と富士通フロンテックは、小型の筐体にセンサーやOS、ミドルウェア、タッチパネルを搭載したオールインワン型の手のひら静脈認証装置「PalmSecure Connect」を発売。APIを利用してアプリケーションを開発することで、さまざまな業務システムへの手のひら静脈認証の導入が容易になるという。
パスフレーズは使えない、2要素認証は面倒、パスワードマネジャーはもっと面倒……。そんなパスワード問題に打開策が登場?