「収録8万サイト、競合を追い抜く」――MSN、携帯サイト検索サービスを開始

» 2004年08月10日 17時38分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 マイクロソフトは同社の運営するポータルサイト「MSN」においてサイバードと提携、携帯サイトを対象とした検索サービス「MSN モバイルサーチ」を開始した。

 これは約8万サイトの携帯向けサイトを対象として、携帯・PCからの検索が可能なサービス(収録サイト数は8月10日現在)。検索はキーワード、MSNコード(旧ギガコード)、カテゴリ、ランキングなどから行え、検索対象にはいわゆる“勝手サイト”も多数含まれる。

photo 「MSN モバイルサーチ」のトップ画面

 対応端末はNTTドコモ、au、ボーダフォンの各インターネット対応端末。一部の旧型端末では機能が限定される場合があるが、現行端末のほとんどでは問題ないとしている。

 検索以外にも、サーバー側で管理する「ブックマーク機能」やサイトオーナーが自分のサイトを検索対象に登録できる「サイト登録機能」などを備える。また、同社がPC向けに提供している「MSN モバイル」からも同一のサービスが利用でき、これによって、PCから携帯向けサイトの検索を行うといった事が可能だ。

 「最大の特徴は、約8万という検索可能対象サイト数と、PCと携帯のシームレスな連動」(マイクロソフト 取締役 MSN 事業部長 塚本良江氏)。

 塚本氏が強調するよう、PCから検索した場合には、エミュレーターにて携帯ではどのように表示されるサイトであるのかを確認することができるほか、ブックマークしたサイトを携帯・PCの双方で利用することも可能だ。

photo MSNモバイルにて提供される「MSN モバイルサーチ」
photo エミュレーター画面

 提携については、サービスの企画・開発をマイクロソフト・サイバードの両社で行い、運営並びに広告営業をMSNが、サービスの保守運用をサイバードが行う。また、提携には、サイバードの所有するモバイルサイト検索サービス「ギガコード」の営業権譲渡も含まれている。

 検索対象については、Googleの様にロボットなどで自動的に登録するのではなく、手動での登録が行われる。その理由については「安全性確保のため」としており、登録依頼がなされたサイトについてはMSNの審査基準に基づき、サイバードが目視による確認を行った後、検索対象として登録されるという流れになっている。

 「今は検索=インターネットだが、ユーザーが検索したいのは何もインターネット上の情報だけではない。レドモンド(同社開発拠点の一つ)では、情報の所在にかかわらず検索を行う技術について最大級の投資が行われている」

 現在は検索技術に注力していることで知られる同社について堀江氏はそう述べるが、今回の逆、携帯からPC向けサイトを検索するサービスについては「中長期的な課題」と述べるに留まった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月23日 更新
  1. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  2. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  3. スマホに「microSDスロット」はまだ必要? 自分に合ったデータの保存方法を考えよう (2026年10月18日)
  4. ドコモ純正「スマートウォッチ02」 睡眠データを分析可能、2000項目以上の試験をクリア (2026年10月22日)
  5. Apple初の折りたたみ「iPhone Duo」きょう発売 価格、特徴、誰向けか――5分で分かるまとめ (2026年10月23日)
  6. スマホの「充電80%止めで長持ち」「挿しっぱなし充電NG」は本当? 実験で見えた意外な結果 (2026年10月18日)
  7. ドコモが一部サイトで緊急メンテナンス、現在は完了 不正アクセスは確認されず (2026年10月22日)
  8. 「teppay」導入記念、ビックカメラSuicaカード連携で最大35%還元 カード入会で1万1000円相当付与も (2026年10月21日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー