終盤になると集団をコントロールしてアシストしてきた選手はもう仕事は終わりって感じになるし、集団についていけなくてリタイアする選手も出てくる。
フィニッシュが近くなると人々はゴール前に集まり始める。
ラスト1周。今回はバッソを勝たせたいリクイガス、クネゴを勝たせたいランプレ、ヴィスコンティを勝たせたいクイックステップが追走集団をコントロールし、10周目はバッソ、クネゴ、ヴィスコンティ、そしてバッソをサポートするリクイガスのアニョーリの4人が先頭にたつ。優勝争いはこの4人……いやリクイガスのアニョーリはアシストなので実質的には3人。
というわけで、おまけでゴールする瞬間(この写真は一般客は入れない場所で撮ってます)。
1位は最後のスプリントを制したクネゴ、2位はヴィスコンティ、バッソは3位。そして表彰式。
最近自転車がはやっているせいか、今年のジャパンカップは例年以上の人出で大にぎわい。間近で見ると、風は感じるしスピード感はあるし迫力もあるし速いし風景も楽しめるしお祭りも楽しめるしで(何しろ、観戦場所を固定して仲間内でイスやテントを出して宴会しながら応援してる人たちもいる)、実に楽しいスポーツイベントなのである。
ちなみに、レース後の選手たちは……トッププロですら、クールダウンを兼ねているのか、さっきまでレースを走ってた自転車でそのまま公道を自走してホテルへ帰っていく。そんなおおらかなところも妙に身近で楽しいのである。
※協力:JAPAN CUP CYCLE ROAD RAC (http://www.japancup.gr.jp/)
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