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「バイオハザード」シリーズのポール・W.S.アンダーソン監督が、1975年のカルト映画「デス・レース2000」に新たな解釈を加えてリメイクしたカー・アクション「デス・レース」が4月24日にBlu-ray Disc化。
本編ディスクのみの1枚組で、特典は監督ポール・W.S.アンダーソンと製作ジェレミー・ボルトによるオーディオ・コメンタリー、メイキング、アクションシーンの舞台裏のほか、ナビ機能「U-CONTROL」、マイ・シーズン、オリジナルレースなどを収録している。
経済が崩壊し、失業率が上昇、犯罪も多発。最悪な状況の近未来アメリカ。従来の刑務所では犯罪者を管理しきれず、刑務所の運営を民間企業に委託するようになっていた。民間企業は利益目的で、刑務所を運営しており、その一環として、囚人同士に殺し合いの過激なカー・レースを行わせ、それをテレビ中継し、視聴収入を上げていた。
ある日、主人公ジェンセン(ジェイソン・ステイサム)は妻殺しのぬれぎぬを着せられ、ターミナル・アイランドと呼ばれる脱獄不可能な刑務所に送り込まれる。元レーサーの彼は冷酷な刑務署長ヘネシー(ジョアン・アレン)に強要され、カー・レースに出場することに。負けたら死が待ち受け、勝てば自由の身が待っているというのだが……。
「デス・レース2000」のプロデューサー、ロジャー・コーマンが本作でも製作総指揮に参加。主演は「トランスポーター」シリーズのジェソン・ステイサム、共演は「ボーン・アルティメイタム」のジョアン・アレン。
分厚い鉄板を巻いた車体にはロケットやら、マシンガンやら、重装備が施され、戦闘マシンへと大変身。見どころは、この改造車がヘビー級にぶつかり合うレースシーンに尽きる。どの改造車がどんな攻撃を仕掛け、どんな防御を行うのか、マシンの仕様を楽しむのが、この作品を楽しむコツ。ただし、グシャっと人が車に潰されたり、あっけなく頭をかち割られたり、血肉が飛びまくったり、エグイシーン満載なので、血が苦手な人は要注意。
やたらと(むやみに)セクシーなナビゲーターのお姉ちゃんがそれぞれの車に同乗するなど、お約束のB級テイストは楽しい。人間ドラマをバッサリ切り捨てたところも潔く、極力CGを使わなかったという臨場感溢れるアクションを、頭を空っぽにして楽しむべし。
関連サイト:http://www.deathrace.jp/(公式サイト)
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