世界中で大ヒットを記録した人気ドラマの劇場版「セックス・アンド・ザ・シティ[ザ・ムービー]」が1月23日にBlu-ray Disc化。
本編は未公開シーン6分を追加したエクステンディッド・バージョンとなる。特典は、主演のサラ・ジェシカ・パーカーとマイケル・パトリック・キング監督が撮影秘話について語るメイキング映像、SATCのファッションのすべて、テーマ曲を歌うファギーのPV映像、未公開映像を収録している。
なお、DVDは本編のみのスタンダード・エディション(3990円)と3枚組コレクターズ・エディション(5985円)の2種類。スタンダード版は本編ディスクのみで特典映像は収録していない。コレクターズ版は144分の劇場公開版本編、150分のエクテンディッド・バージョン本編、特典ディスクに加え、特製ファッションブックレットを付属している。
TVシリーズは1998年にスタートし、全6シーズン放映された。主人公はニューヨークに住むコラムニストのキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)と、親友の会社重役サマンサ(キム・キャトラル)、弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)、ギャラリー勤めのシャーロット(クリステン・デービス)の4人。
キャリアウーマンは、男性と同じようにセックスを包み隠さず語れるかというのが、このドラマの大きな見どころだった。彼女たちはセックスについてあけっぴろげに語り、全裸シーンもあれば、赤裸々な下ネタも飛び交う。アメリカのテレビ番組ではタブーとされていたセックスの問題をテーマにし、当然ながら一大センセーションを巻き起こした。
さて、映画版はTVドラマ終了後から4年後という設定で、40歳を迎えたキャリーとビッグとの結婚がメインとなる。そこに年下の恋人のためにロスに移住したサマンサ、養女を迎えたセレブ主婦シャーロット、倦怠(けんたい)期を迎えたミランダのエピソードがからむ。
彼女たちが身につける300着以上の衣装や靴などはTV版以上にゴージャス。ファッションショーさながらのめまぐるしさで、楽しませてくれる。例えTVドラマを見ていなくても、オープニングに簡単なキャラクター説明があるので、すんなりと入りやすい。ヒロインたちは40歳になっても愛だの、恋だの、トキメキだのを貪欲に追求する。それこそが女力をアップする鍵なのか?と彼女たちの生き方に興味津々。
ネガティブな面も含め女性の本音をぶちまけ、それがギリギリの笑いを誘う。コメディとしても良くできているので、男性にもおススメしたい。「マネキン」で一世を風靡したキム・キャトラルの寿司女体盛りだけでも見る価値あり。
関連サイト:http://sexandthecity-movie.gyao.jp/(公式サイト)
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