スーパーマンやスパイダーマンをはじめ、スーパーヒーローといえば世のため人のため正義感にあふれているもの。でも、その逆をいくダメなヒーローがいたら? そんなユニークな設定で楽しませてくれるウィル・スミス主演の「ハンコック」が、1月28日にスペシャル・エディションとしてBlu-ray Disc化。
本編は劇場公開版よりも10分長いエクステンデッド版を収録。特典はスーパーヒーロー:ハンコックの誕生秘話、未来を見据えて:イメージの視覚化、スーパーヒーローを目指して、体を張った現場、撮影の舞台裏:ピーター・バーグの監督術、それぞれの我が家、ヒーロー変身スーツ、ピクチャー・イン・ピクチャー(BONUSVIEW)で見る撮影日誌、BD−LIVEなどを収録している。
ウィル演じるハンコックは、いつもほろ酔いで、着ている服はヨレヨレの短パンにスニーカー。スーパーヒーローとしての自覚や品格もゼロ、あいさつすらきちんと出来ずマナーもなっていない。しかもパワーが有り余りすぎて、自動車との衝突を防ごうと電車にちょっと触れたら脱線、座礁したクジラを海に投げ戻せばヨットに衝突と、彼が人助けをすればするほど街は破壊されてしまうという、なんとも迷惑なスーパーヒーローなのだ。
そんなある日、PRマンのレイ(ジェイソン・ベイトマン)と出会い、好感度を上げて自分の必要性をアピールすべきだと提案される。レイのイメージ・チェンジ作戦に乗ることにしたハンコックは、自ら刑務所に入り迷惑をかけた罪を償い、言葉とマナーを学ぶ。レイが用意してくれた特製スーツに見につけて現場に向かった彼は、ヒーローらしい活躍を見せ、ようやく人々から受け入れられる。だが、彼の過去は相変わらず謎のままだった……。
ウィルが持ち味である愛きょうたっぷりのキャラクターを体現。キーパーソンは、シャーリーズ・セロン演じるレイの妻。ハンコックの素性を知っているらしく、彼女と知り合ってからハンコックのスーパーパワーがなぜかダウンし始める。
ダメヒーローがスーパーヒーローに生まれ変わる話かと思ったら、後半にアッと驚くハードな展開が待ち受ける。好みは分かれそうだが、アメコミヒーローに飽きた方は、スター映画としての華やかさもあるし、変り種のヒーロー映画として楽しめそう。
関連サイト:http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/hancock/(公式サイト)
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