ファンにはお馴染みのクローン大戦をジョージ・ルーカス製作総指揮で3DCGアニメ化した「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」が、12月17日にBlu-ray Discで登場する。
音声特典は、監督デイブ・フィローニ、製作キャサリン・ワインダー、脚本ヘンリー・ギルロイ、編集ジェイソン・W.A.タッカーが参加した映像付きのコメンタリー。映像特典は「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ:TVシリーズの見どころ」「アフレコ:命を吹き込むまで」「サーガを彩る音楽」、42枚のスチール・ギャラリー、US公式サイト・コンテンツ(イントロダクション/新たなるサーガ/クローン・トルーパーを描く/英雄の系譜/悪の系譜/アソーカ・タノ)、未公開シーン集(前線突破!/ランコア・ピットの戦い/ドロイドの襲撃/貨物室の危機)、予告編集(オリジナル劇場予告編2種類/ビデオゲーム予告編)、ホログラム・メモリーゲーム(レベル1〜3をクリアすると計3分のオマケ映像が楽しめる)などを収録している。
この3DCGアニメ版の時代設定は実写版「〜エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間。同じくクローン大戦を描き、評価の高かった2Dアニメ版とはまったく違う新バージョンとなる。
ドロイド軍を率いる邪悪な分離主義に苦しむ銀和共和国は、宇宙の辺境地域を仕切るジャバ・ザ・ハットとの間に輸送路の確保を取り付けようとしていた。アナキン・スカイウォーカーとそのパダワン(弟子)、アソーカ・タノは計画を実現させるため、誘拐されたジャバ・ザ・ハットの息子を連れ戻そうと動き出す。しかし、この誘拐事件の裏には皇帝の罠が張り巡らされていた……。
注目のキャラクターはシリーズ初の女性パダワン、アソーカ・タノと2本のライトセイバーを巧みに操る暗殺者アサージ・ヴェントレス。新キャラとして初登場のアソーカ・タノは恐いもの知らずで、マスターのアナキンを困らせることもしばしば。一方のアサージ・ヴェントレスは2D版にも登場済みだが、オビ=ワン・ケノービとのライトセイバー戦は必見だ。
「エピソード3」でも登場した歩行型兵器のAT−TEが垂直に断崖絶壁をのぼるほか、マグナガード・スターファイターなど新メカの見どころも多数。
ドゥークー伯爵を演じたクリストファー・リー、メイス・ウィンドゥを演じたサミュエル・L・ジャクソン、C-3POを演じたアンソニー・ダニエルズらが声の出演をしているのは往年のファンにはうれしいところ。
本作のその後を描いたTVシリーズも今後放映予定。この3DCGアニメ版ですべてがまとまると思ったら消化不良を起こすが、「SW」の新時代の幕開けとしてファンなら押さえておきたい1本だ。
関連サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/clonewars/(公式サイト)
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