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「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が、竜の子プロの名作アニメ「マッハGo Go Go」を実写化した「スピード・レーサー」。11月19日にBlu-ray Disc 化、通常版(4980円)とMACH5 Blu-rayプレミアムBOX(6980円)の2種類でリリースされる。
特典は「スプライトルと行く撮影の舞台裏」、「映画の中の車とレースコース」、メイキング、「スピード・レーサーの世界」など66分収録している。プレミアムBOXにはマッハ号のフィギュアを同梱。
幼い頃からカーレースに熱中し、レース中の事故で死んだ天才レーサーの兄に憧れてレーサーとなったスピード。兄の亡霊を追いかけるようにレースに没頭する彼は、愛車マッハ号で驚異のドライブ・センスを発揮し、ローヤルトン工業のチームに誘われる。だが、スピードがそれを断ったことから、レース界を牛耳るオーナーの怒りを買い、彼と家族に危険が迫る。
主人公スピード役には、アニメ版に似たエミール・ハーシュ(「イントゥ・ザ・ワイルド」)が抜擢された。彼の幼なじみにクリスティーナ・リッチ、メカニックのパパにジョン・グッドマン、家族を的確な助言で励ますママにスーザン・サランドン、悪役オーナーにロジャー・アラム、謎のレーサーXにマシュー・フォックスのほか、真田広之、Rain(ピ)など豪華キャストが揃う。
最大の見どころは、カラフルでポップ、目にも止まらぬスピードのレースシーンだ。登場するコースは4つ。ローカルサーキットの「サンダーヘッド」はスパイラル、急傾斜などの難関コースを備えている。ワールド・レーシング・リーグの公式サーキットである「フジ・ヘレキシコン」は、南海の火山島に造られた大コースで、ジェットコースターのようなカーブが設けられている。
“死の試練”と呼ばれる超難関の「カーサ・クリスト5000」は、灼熱の砂漠から険しい山岳地帯に至る自然との闘いが強いられる。スピードの兄は、ここの氷の洞窟で事故死している。そして世界最高峰の「グランプリ」は、選ばれし強豪が参加し、それぞれの思惑が交錯するファイナルレースだ。
もともとアニメの大ファンだったというウォシャウスキー兄弟のオタク魂があふれている。オリジナルに忠実なキャラクターや、CGを限界まで駆使したアニメに近い実写映像、画面から飛び出すようなレースシーン、そして“お金では買えないもの”“家族の絆”といったアナログなテーマも丁寧に描かれていて、幼いころに「マッハGo Go Go」を見ていた人にとってはうれしいリメイクに違いない。
関連サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/(公式サイト)
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