日本玩具協会は7月14日、すぐれた玩具製品を表彰する「日本おもちゃ大賞2009」の授賞式を開催した。新しい技術やアイデアを評価する「イノベーション・トイ部門」ではエポック社の「テレビ地球儀」、時代のキーワードをとらえたおもちゃを選出する「トレンディ・トイ部門」では、近年のクッキング・トイブームを反映してタカラトミーの「生キャラメルポット」が、それぞれ大賞を受賞した。
部門 | 大賞受賞作 | メーカー |
---|---|---|
共遊玩具部門 | なぞるおえかき ピカッとかけた! | セガトイズ |
イノベーション・トイ部門 | テレビ地球儀 | エポック社 |
ベーシック・トイ部門 | メタルファイトベイブレード BB-32 ハイブリッドウィール対戦セット | タカラトミー |
ハイターゲット・トイ部門 | ルービック360 | メガハウス |
トレンディ・トイ部門 | 生キャラメルポット | タカラトミー |
「日本おもちゃ大賞」は、今年が2回目。良質で市場性のある玩具開発を促すとともに、選出された製品を16日に始まる「東京おもちゃショー2009」で紹介することで、玩具に対する消費者の評価と関心を高める目的もある。
今年の応募作品数は、5つの分野を合わせて328点。審査委員長を務めた北原照久氏は、「部門によっては決戦投票もあり、(最終選考に残った)ほかの20点もすばらしいものだった」と総括した。なお、各分野で最終選考に残った4製品(計20製品)は「日本おもちゃ大賞 優秀賞」を受賞。すべて「東京おもちゃショー2009」の会場に展示される予定だ。
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