富士フイルムは2月2日、タフネス性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「FinePix XP10」を2月22日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万7800円。
防水防じん性能を備えた「FinePix Z33WP」の後継となるモデルで、コンパクトかつ特徴的なボディデザインは踏襲しながらさらにタフネス性を高め、「防水」「耐衝撃」「耐寒」「防じん」と4つのタフネス性能を実装した。「4つのタフネス機能を備えたデジタルカメラで世界最小サイズ」(同社)
防水と防じんに関してはIEC(国際電気標準会議)のIP68に準拠しており、水深3メートルまでの防水性能と防じん性能を備える。また、高さ1メートルの落下に耐える耐衝撃性能についてはいわゆるMILスペック(米国防総省 MIL-Standard 810F Method 516.5-shock)に準拠している。
これだけのタフネス性能を備えながらも、ボディは最薄部21.7ミリとスリム。撮像素子には1/2.3型 有効1220万画素 CCDを搭載しており、ここに35ミリ換算36〜180ミリ相当の光学5倍“フジノン”ズームレンズを組み合わせる。光学式手ブレ補正はなく、最高ISO1600の高感度撮影と電子式手ブレ補正でブレを抑制する。
撮影については、シーン認識機能「シーンぴったりナビ」と顔検出機能「顔キレイナビ」の“Wナビ”で条件と被写体を選ばない撮影が行える。顔検出は最大6人までを同時に検出し、赤目補正も行われる。
最大1280×768ピクセル(AVI形式、コーデックはMotionJPEG)のハイビジョン動画撮影機能も搭載。そのほか、カメラ内でブログ用にリサイズと加工の行える「ブログモード」などの画像加工機能や複数回分の撮影動画を結合する「つなぎ撮り」などを備える。サイズは95.6(幅)×63.8(高さ)×23.2(奥行き 最薄部21.7)ミリ)、約135ミリ(本体のみ)。
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