Energy Style Wallは、廃材が主原料とは思えない美しいタイル状の壁材だ。しかも、内部に蓄電、送電、ワイヤレス電力伝送機能を備え、太陽電池で発電した電気を内部に蓄えつつ、電源コードなしで電化製品に供給できるというコンセプト。タイル状になっているため、壁から一部だけを外して、そこにワイヤレス給電と映像のワイヤレス伝送に対応したMirai-Disprayをはめ込めば、壁掛けならぬ“壁ハメ”テレビが出来上がる。どちらもソニーのデザイン部門が提案したコンセプトモデルであり、今のところ商品化の予定はないが、テレビの未来を感じさせる展示になっていた。

この1年でLED照明のバリエーションは大きく広がった。中でも注目は、シャープや東芝が投入したシーリングライト(左、シャープブース)と直管型蛍光灯を置き換えるタイプのLED照明(右、東芝ブース)。直管型は、日本電球工業会で規格化されたことを受け、パナソニックや東芝が製品化。来年早々にも市場に登場する
東芝ブースでは、3D対応のLED REGZA「F1シリーズ」やエアコンのデュアルコンプレッサーを展示。コンプレッサーがデュアルになっているのは他社製品でもあるが、同社の場合は片方を止めて省エネ運転が可能になっているエコプロダクツ2010の開催期間は、12月9日(木)から11日(土)まで。開場時間は10時〜18時(最終日は17時まで)。入場は無料だ。
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薄型テレビはもっとエコになる
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AVを進化させる“紙”“ジャガイモ”“トウモロコシ”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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