ソニーは10月17日、液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)の新製品として、3D表示に対応した65V型モデル「KDL-65HX920」を追加すると発表した。価格はオープンで11月11日に発売予定。店頭では65万円前後になる見込みだ。
春に登場したフラグシップ「HX920シリーズ」の追加モデル。4倍速パネルと直下型LEDバックライトを採用し、バックライトスキャンで16倍相当の動画表示性能を実現するという「モーションフローXR960」を搭載。またバックライトの部分駆動(ローカルエリアコントロール)にくわえ、明るいシーンでは映像暗部の減光で生じるバックライトの余剰能力を利用してLEDを高輝度で発光させる「インテリジェントピークLED」を採用してコントラスト比を高めた。
データベース型複数枚超解像技術による高画質回路「X-Reality PRO」を搭載。BDやデジタル放送はもちろん、DVDやネット動画など低解像度のコンテンツまで鮮鋭感を持つ映像で再現するという。またフレームシーケンシャル方式の3D表示をサポート。3Dシンクロトランスミッターはテレビ本体に内蔵しているが、3Dメガネは別売となっている。
このほか、部屋の明るさや照明の種類をセンサーで感知して画質を自動調整する「おまかせ画質センサー」、デジカメ写真閲覧用の「フォト画質モード」などを搭載。本体に無線LAN機能を内蔵しており、動画配信サービスの「<ブラビア>ネットチャンネル」をはじめ、テレビを見ながらさまざまな情報を閲覧できる「アプリキャスト」などネットワーク機能も充実させた。アプリキャストでは、「Facebook」や「Twitter」「ニコニコ実況」などの多彩なアプリを楽しめる。
HDMI入力は4系統(背面3、側面1)。外形寸法は、スタンド込みで1504(幅)×935(高さ)×374ミリ。重量は43.2キログラム。
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次世代超解像を搭載。ソニーの高画質技術を結集したフラッグシップモデル。価格は64万9800円(税込/予定)
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