ミックスウェーブは2月8日、都内のカフェで米Fanny Wang(ファニー・ワング)のヘッドフォン「On Ear Wang Luxury Headphones 1000シリーズ」の新製品を披露した。若い女性層を意識したファッショナブルなオンイヤーヘッドフォン。3月中〜下旬に発売する予定で、価格は1万9800円を予定している。
米カリフォルニアに本拠を置くFanny Wangは、トレンドやファッションとの融合を意識したヘッドフォンブランドだ。デザインを担当するのは、アップルストアを含む38の国々の小売店棚装飾を担当するディビッド・アダム氏。サウンド面は、Monsterの「Beats by Dr Dreシリーズ」に携わったエンジニアが担当しており、外観と音の両面で評価が高いという。「ファンション性重視のヘッドフォンは音が伴わないケースが多いが、Fanny Wangは違う。音がいいことも特長だ」(ミックスウェーブの齊加博和社長)。
トレンドに敏感というだけあり、新製品は新たにiPhone対応のリモコンとマイクを備えた。また、従来の1000シリーズ(継続販売)が光沢のあるカラーリングであるのに対し、新1000シリーズはマットなパステルカラーを採用する。理由は、「今年のコスメはパステルカラー、ビビッドな色が流行ると言われている」からだ。ハウジング部の表面には、ファンデーションなどが付着しにくい加工も施されるという。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、オレンジの5色。ブラックやホワイトはケーブルも同色だが、グリーンにパステルピンクのケーブルを組み合わせるなど、コーディネートも考えられている。なお、ケーブルは脱着が可能だ。
そしてもう1つ。Fanny Wangのヘッドフォンは標準で「デュオ・ジャック」と呼ばれる分岐ケーブルを備えている。ここに手持ちのヘッドフォンやイヤフォンを接続すれば、親しい人と一緒に楽曲を聴けるという仕組み。こうしたアイデアが女性層を中心に支持される理由のようだ。
齊加社長は、プレゼンの中で今後の製品計画にも触れた。まず、新1000シリーズと同時期にDJバージョンの「2000シリーズ」やノイズキャンセル機能付きの「3000シリーズ」にも新色のホワイトとレッドを追加する。また5月には、Bluetooth搭載のオーバーイヤータイプ、および同軸2Wayユニットを搭載したイヤフォンを発売するという。「同軸2Wayは音のつながりを重視したもの。5つのカラーバリエーションで展開する」(同氏)。
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