電子番組表からの録画予約は、「録画」ボタンによる一発予約が可能。録画予約機能は、繰り返し予約を含めておおむね平均的な水準にある。予約一覧は一覧性を重視したタイプではないが、大画面テレビで見ても違和感のない、すっきりとしたデザインだ。


録画予約一覧は1画面に7項目ずつの表示で、ページ単位での切替が可能。サブメニューからは複数予約の削除や、予約内容を保持したまま一時的に予約録画を停止するスキップの設定が行える。スキップされた録画予約はそのまま予約録画一覧にも残り、スキップを解除すれば再び予約録画を実行する仕組みだ。スキップは帯番組が一時的に放送されなくなることも多い番組改編期などには重宝する、RD/RD-BZユーザーにはおなじみの機能だ録画番組一覧は、右側に一覧、左側にフォーカスしている録画番組のプレビューと詳細情報を表示するデザイン。RD/RD-BZシリーズの特長であったフォルダ機能は省略されている。ここからサブメニューを呼び出し、編集機能を含めたさまざまな機能を利用できる。RD/RD-BZシリーズでいう「編集ナビ」を統合した形だが、こちらが現在の主流だ。もともとRD/RD-BZシリーズの「見るナビ」と「編集ナビ」は機能が重複している部分もあったので、とくに不便を感じることはない。
また録画番組の一覧では、番組表の情報を元にしたジャンル別の絞り込みと並べ替えが可能になっており、ある程度はフォルダ代わりに使える。ただ、一覧表示にワンタッチで戻れないのは少々面倒に感じた。一度録画番組一覧を終了して再度呼び出す方が早いのだが、これなら一覧表示をリセットする機能をサブメニューに用意してほしい思う。

録画番組一覧(見るナビ)は、1画面に9番組表示。静止画サムネイルはなく、フォーカスしている番組のプレビューが表示されるタイプだ。サブメニューから最初から/途中(前回再生停止位置)から再生や各種編集機能などが呼び出せる。画面ではチャプターの生成されていない録画番組なのでグレーアウトしているが、本編のみ/CMのみを連続再生してくれる「おまかせプレイ」もしっかり搭載されていることが分かるここまではBDレコーダーとしての基本機能に触れてきた。UIそのものは先代となるDBZ-Z260/260、RD/RD-BZシリーズとは大きく異なっており、良い意味でイマドキのデザインに変化している。もちろん歴代のRD/RD-BZシリーズを使い慣れたユーザーには賛否両論あると思うが、高精細な番組表などは多くのユーザーが求めていたものだろう。
次回は、おまかせ自動録画やユニティエディットなど、RD/BD-BZシリーズから継承された機能について触れていきたい。
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