ソニーは4月5日、“マルチコネクト”をうたうCDコンポ3機種を発表した。スマートフォン/タブレットはもちろん、ウォークマンとも接続できる。4月20日に発売予定で、価格はオープン。
型番 | CMT-BT80W | CMT-BT60 | CMT-BT40 |
---|---|---|---|
CD | ○ | ||
FM/AMラジオ | ○ | ||
Wi-Fi | ○ | なし | なし |
AirPlay | ○ | なし | なし |
DLNA | ○ | なし | なし |
Bluetooth | ○ | ||
NFC | ○ | ||
USB端子 | ○ | ||
磁性流体スピーカー | ○ | なし | |
カラーバリエーション | ブラック | ブラック、ホワイト | ブラック、ホワイト、ピンク |
市場想定価格 | 3万9800円前後 | 3万4800円前後 | 2万6800円前後 |
発売日 | 4月20日 | ||
普段からスマートフォンと音楽プレーヤーの両方を持ち歩く“2個持ち”の人や、ファミリー層のニーズを想定。背面にウォークマン用のWMポート(アナログ接続)とiPhone/iPod対応のUSB端子を備え、充電しながら楽曲を再生できる。またAndroidスマートフォンについてはBluetooth/NFC(Near Field Communication)で接続することになるが、USB端子からの充電は可能だ。システムコンポへのNFC搭載は初めて。
Bluetoothのコーデックは従来のSBCに加え、apt-XおよびAACをサポート。対応機器との組み合わせることで、従来よりも高音質のワイヤレス伝送が可能になる。このほかUSBメモリからの楽曲再生にも対応した(WMA、MP3、AAC)。
最上位モデルのCMT-BT80Wは、IEEE 802.11b/g無線LANを内蔵し、DLNA/AirPlayによるネットワーク音楽再生が可能だ。iOSデバイスではプレーヤー画面からスピーカーを選ぶだけ、ウォークマンやXperia/Xperia Tabletでは「Music Throw」で楽曲のネットワーク再生が行える。またDLNAではレンダラー機能も備え、同社が提供予定のDLNAコントローラーアプリ「Network Audio Remote」を使えば、ネットワーク内にあるPCなどをサーバにしたネットワーク再生も行える。
外観は、欧州の同社デザインセンターがてがけたというエッジの効いた“ヨーロピアンデザイン”。前面にはパンチンググリルを採用して高級感を演出した(CMT-BT40のみサランネット)。上面にはスロットインタイプのCDドライブを備えており、ウォークマンに対して約2.5倍速録音が可能。録音時のビットレートは、従来の128kbpsに加えて256kbpsモードが新たに用意された。内蔵FM/AMラジオチューナーからの録音も可能だ。
内蔵アンプはソニー独自のデジタルアンプ「S-Master」で、出力は各チャンネル40ワット。上位2モデルには65ミリ径の磁性流体スピーカーを採用し、音のひずみを抑えるとともに音圧を引き上げた。「高音質で伸びのあるボーカルを楽しめる」という。また各チャンネルにパッシブラジエーターを加えて低音を強化している。
本体サイズは481(幅)×202(高さ)×86(奥行き)ミリ。薄型デザインでありながら、「電源トランスを内蔵して供給電圧を上げ、スピード感のある低音を実現した」(ソニー)。
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