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CDやiPodドックも無線伝送、パナソニックのワイヤレススピーカー「SC-NE5」

» 2013年04月08日 23時24分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは4月8日、ワイヤレススピーカーシステム「SC-NE5」を発表した。5月17日にオープンプライスで発売する。店頭では4万5000円前後になる見込みだ。

「SC-NE5」

 横長のスピーカー本体と別体の“CDユニット”をBluetoothでワイヤレス接続するユニークなオーディオシステム。CDユニットにはLightningコネクターのiPodドックおよびUSB端子を備えており、これを近くに置いておけば、CDの入れ替えやiPodの操作が手元で行える仕組みだ。

 ドックに接続できるのは、iPhone 5、iPod touch(第5世代)、iPod nano(第7世代)。一方、iPadや30ピンコネクターのiPodなどはUSBケーブルで接続する。ドック/USB接続のいずれも楽曲再生と充電が可能だ。

 AirPlay/DLNAもサポート。IEEE 802.11b/gを内蔵し、同一ネットワーク内にあるMacやPC、NASなどから楽曲ファイルをワイヤレス再生できる。専用アプリ「Panasonic Music Streaming」(iOS/Android版)を使えば、DLNA、Bluetooth、AirPlayを利用した再生操作が一括して行えるという。

 このほか、FM/AMラジオチューナーや、Bluetooth伝送時の信号圧縮で失われた高域信号を演算補正する「Bluetooth リ・マスター」も搭載した。

 本体のスピーカーは、8センチウーファーと2.5センチセミドーム型ツィーターの2Wayバスレフ型。振動板には、ナノサイズまで微細化した竹繊維を使う“ナノバンブースピーカー”を採用した。内蔵アンプは各チャンネル20ワットとなっている。

 丸みを持たせたフォルムのスピーカーユニットは、570(幅)×206(高さ)×100(奥行き)ミリ。エッジ部分にクリスタル調の素材を採用して薄さを強調している。一方のCDユニットは、192(幅)×206(高さ)×93(奥行き)ミリ。重量はスピーカーユニットが約2.8キログラム、CDユニットは0.9キログラム。

 なお、「SC-NE5」のスピーカーユニット部分とほぼ共通仕様の下位モデル「SC-NE1」もリリースした。AirPlayやDLNAには対応せず、FM/AMラジオチューナーなども非搭載のシンプルなBluetoothスピーカーだ。実売想定価格は2万3000円前後。

「SC-NE1」

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