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エミライが新進国内ブランド「逢瀬」の取り扱いを開始、第1弾はパワーアンプ

» 2013年05月31日 12時10分 公開
[ITmedia]

 エミライは5月31日、日本に本拠を構えるオーディオブランド「逢瀬」の音響機器の取り扱いを開始すると発表した。第1弾としてボリューム付きパワーアンプ「WATERFALL Compact」(型番:AUS-WFC1)を6月3日に発売する。

 逢瀬は、電子工学のエンジニアであり、現役のアーティストでもある月岡政彰氏が2013年に設立した新進オーディオメーカー。“音楽的芸術性の追求”という目標を掲げながらも、物量に頼らない設計を目指しているという。製造は一貫して国内で行う。

ボリューム付きパワーアンプ「WATERFALL Compact」

 WATERFALL Compactは、心臓部に蘭HypexのUcDモジュールをカスタマイズしたディスクリートタイプのクラスDパワーアンプを使用。クラスDアンプでありながら低ひずみ、低ノイズを実現し、チャンネルあたり115ワットの連続出力が可能だという(4オーム時)。

 入力端子はアナログRCAのみ。本体サイズは220(幅)×265(奥行き)×59(高さ)ミリ。重量は2.3キログラム。20台限定販売で、価格は15万7500円となっている。

DAC内蔵のインテグレーテッドアンプ「WATERFALL Integrated」

 また、今後の製品として、DAC内蔵のインテグレーテッドアンプ「WATERFALL Integrated」(AUS-WFI1)を秋頃に投入する計画だ。逢瀬の次世代メインストリームモデルと位置づけられているデジタルプリメインアンプで、同じくUcDモジュールによるディスクリートパワーアンプを搭載し、デュアルモノ構成のDACと組み合わせた。

 デジタル入力は、USBが1系統、同軸/光デジタルが各1系統、XLR1系統。またRCAステレオ2系統のアナログ入力も備える。本体サイズは、340(幅)×74(高さ)×290(奥行き)ミリ。重量は4キログラム。

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