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ファブリック素材に身を包んだ“おしゃれ”Bluetoothスピーカー、ソニー「SRS-BTS50」

» 2013年09月10日 13時43分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月10日、Bluetooth対応のポータブルスピーカー「SRS-BT50」を発表した。外装にファブリック素材を採用したオシャレなスピーカー。色鮮やかな5色を10月19日に発売する。市場推定価格は1万5000円前後。

「SRS-BT50」。ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、レッドの5色。横から見ると丸みを帯びた三角形をしている

 コンパクトなボディーは、一見柔らかそうに見えるものの、触ってみると実はしっかりした構造だ。表面だけをファブリック素材として、「持ち歩く際に鞄の中にあるものを傷つけない」(同社)という。またファブリック部分を含めて表面に撥水(はっすい)加工を施したIPX 2(防滴)仕様のため、水しぶきや雨がかかっても問題ないという。操作部分にはラバー素材を用い、側面にはカラビナなどを装着できるフックも用意した。ファッション用品を連想させるタグは、ソニーのロゴ入りだ。

防滴仕様のため屋外やキッチンでも利用できる

ソニーロゴ入りのタブ。これも柔らかそうに見えて実は固い(左)。カラビナなどを装着できるフックも用意(右)

 39ミリ径のステレオスピーカーに加え、中央にパッシブラジエーターを搭載して低域を強化した。出力は2.5ワット+2.5ワット。内蔵バッテリーで最大約10時間の連続再生が可能だ。また通常のステレオ再生の「ノーマルモード」に加え、音の広がりを楽しめる「サラウンドモード」を搭載。本体を後ろに倒し、スピーカーを上向きにすると内蔵の加速度センサーが検知して音場を自動的に切り替える仕組みだという。「サラウンドモードは、複数人で音楽を聞くときに便利」(同社)。

本体を後ろに倒し、スピーカーが上を向くと「サラウンドモード」になる(右)

 Bluetoothはver.3.0準拠。NFC対応により、対応するAndroidスマートフォンなどであれば、ワンタッチでペアリングや接続が可能だ。音声コーデックは通常のSBCに加えてAACをサポート。また内蔵マイクによりハンズフリー通話も行える。

 音声案内の「ボイスフィードバック」機能も搭載。女性の声で「ペアリングモードです」などスピーカーの状態を教えてくれる。ほかにもボイスフィードバック機能を使えば、充電池の残量や電話をかける(リダイヤル)、ボイスダイヤルなどが可能だという。

 側面のカバーの下には3.5ミリミニジャックの外部入力と外部出力を用意。出力(ラインアウト)を手持ちのオーディオ機器に接続すれば、SRS-BT50をBluetoothレシーバーとして利用できる。「古いコンポを活用できるほか、車載オーディオにもライン入力付きの製品があり、車内でも利用できる」。

 本体サイズは、約175(幅)×70(高さ)×65(奥行き)ミリ。重量は約400グラム。ACアダプターが付属する。

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