パイオニアは11月5日、無線LANやMiracastに対応した“ネットワーク対応サウンドバー”「SBX-N700」および「SBX-N500」を発表した。ネットワーク機能を省いたエントリー機「SBX-300」と合わせ、計3機種を11月下旬に発売する。価格はすべてオープン。
10月の「オーディオ&ホームシアター展2013」で参考展示したもの(→関連記事)。Miracast対応のスマートフォンに保存した写真や映像、あるいはYouTube動画などをHDMI接続したテレビの画面に表示する機能を持つ。無線LAN環境のない場合でも、Wi-Fi Directにより、スマートフォンと直接ワイヤレス接続できる。
またDLNA 1.5にも対応しているため、ホームネットワーク内にあるPCなどから音楽や動画の再生が可能。このほかBluetoothも搭載しており、スマホなどに保存した楽曲をサウンドバーで再生できる。さらに「Bluetoothトランスミッター機能」により、サウンドバーで再生中の音をBluetooth対応ヘッドフォン(SCMS-T対応機種のみ)などに転送することも可能だ。
テレビ付属のリモコンでサウンドバーの基本的な操作が行えるほか、スマートフォン用のリモコンアプリ「Pioneer ControlApp」にも対応した。
エントリー機の「SBX-300」は、ネットワーク機能を省いたシンプルなサウンドバー。Bluetoothに対応し、スマートフォンなどに保存した楽曲をワイヤレス再生できる。テレビとは光デジタルケーブルで接続するタイプだ。
サウンドバー部分のスピーカー構成は3機種共通で、66ミリ径のフルレンジスピーカー2基と77ミリ径のサブウーファー2基を内蔵する。また「SBX-N700」には、ワイヤレス接続のサブウーファーも付属する。
型番 | SBX-300 | SBX-N500 | SBX-N700 |
---|---|---|---|
Bluetooth | ○ | ||
Bluetoothトランスミッター機能 | なし | ○ | |
無線LAN | なし | ○(Wi-Fi Direct対応) | |
Miracast | なし | ○ | |
YouTube Send to TV | なし | ○ | |
DLNA 1.5 | なし | ○ | |
トータル出力 | 130ワット | 140ワット | 140ワット+150ワット(ワイヤレスサブウーファー) |
入力端子 | 光デジタル×2、同軸デジタル×1、3.5ミリステレオミニ×1 | 光デジタル×2、3.5ミリステレオミニ×1、USB×1 | |
出力端子 | なし | HDMI(ARC対応) | |
実売想定価格 | 2万4800円 | 3万9800円 | 4万9800円 |
発売日 | 11月下旬 | ||
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