ディーアンドエムホールディングスは3月14日、「Music Maniac」(ミュージックマニアック)シリーズの新製品として、カナル型イヤフォン3機種を発表した。いずれも4月に発売予定で、価格はオープン。実売想定価格は、上位モデルの「AH-C120MA」が9980円(8%税込み)、リモコンなしの「AH-C120M」が8980円、下位モデルの「AH-C50MA」は4980円。
“MA”型番の2機種は、デノンとして初めてiPhone/iPodおよびAndroidスマートフォンの両方に対応したワンボタンリモコンとマイクを装備。ハンズフリー通話に加え、音楽の再生/一時停止、電話の応答/通話/切断を手元で行うことができる。
上位モデルの「AH-C120MA/AH-C120M」には、ネオジウムマグネット採用の11.5ミリ径ドライバーユニットを搭載。ドライバー前後の音圧バランスを調整する「アコースティックオプティマイザー」や、ハウジング内のケーブルを弾力性のある素材で支える独自の「ラジアルカスケードダンパー」などでMusic Maniacならではの「フラットな音」を目指した。再生周波数帯域は5〜2万4000Hz、インピーダンスは32オーム、感度は106dB。
ダイヤカットされた光沢削り出しのアルミとABS 樹脂を組み合わせた「アルミニウム・ハイブリッド・ハウジング」は不要な振動を抑制。イヤーチップは遮音性に優れた低反発素材のComplyフォーム製とした。そのほか、S/M/Lサイズのシリコンイヤーピースとキャリングケースが付属。さらに「AH-C120MA」のみスマートフォン用のアダプター(短いケーブル)も同梱(どうこん)される。
下位モデルの「AH-C50MA」は、専用開発の9ミリ径ドライバーを搭載したモデル。ブラックとシルバーのカラーバリエーションを用意している。
ハウジングは、エラストマーとABS 樹脂を組み合わせたハイブリッドタイプで不要な振動を抑制。上位機譲りの「アコースティックオプティマイザー」と「ラジアルカスケードダンパー」により、優れた音響特性と安定したサウンドを実現するという。再生周波数は20〜2万3000Hz、インピーダンスは16オーム、感度は103dBとなっている。スマートフォン用のアダプター、XS/S/M/Lのシリコンイヤーピースが付属する。
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