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» 2014年09月12日 16時58分 公開

普及型リファレンス機も:クリプトン、ハイレゾ対応の小型アクティブスピーカー上位機「KS-7HQM」を発表 (2/2)

[ITmedia]
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単品コンポ用のハイレゾ対応スピーカー「KX-1」

 一方の「KX-1」は、単品コンポーネントと組み合わせることを想定したパッシブな2Wayブックシェルフ型スピーカーだ。サイズやデザインは、45万円の高級機「KX-5」とほぼ同じだが、2つのポイントでコストを大幅に引き下げた「普及型リファレンスモデル」だ。


 1つはウーファーの磁気回路。KX-5には高価なアルニコ磁石(アルミニウム、ニッケル、コバルトを原料に鋳造される磁石)が使用されており、その音も評価されてきたが、KX-1は一般的なフェライト磁石にしてコストを引き下げた。ただし単に低コストの部材を採用したわけではなく、「あえてギャップを広げ、効率を犠牲にすることでB-H曲線(磁気ヒステリシス曲線)の角度を立て、“アルニコ風の音”にチューニングした」という。もう1つの違いは端子部で、KX-5はバイワイヤリング対応だが、KX-1はシングルワイヤリングとなった。

左が「KX-1」、右は上位機の「KX-5」

 一方、“ハイレゾ対応”のカギとなるツィーターには、さらに高域周波数レンジの拡大を目指して砲弾型の35ミリ径リングツィーターを採用、5万Hzまでの超高域再生に対応した。一方のウーファーは、海外の名機にも多く採用されているクルトミューラーコーン紙を使用し、エッジワイズのロングトラベルボイスコイルと組み合わせている。

 密閉型のエンクロージャーは、木目を活かしたモアビ突き板のポリウレタン塗装仕上げ。2Wayのデバイディングネットワークは、ひずみを抑えるため抵抗値の低い1.2ミリ径空芯コイルや低損失メタライズドフィルムコンデンサーを採用するなど細部までこだわった。

 再生周波数帯域は40〜5万Hz、インピーダンスは6オーム。本体サイズは224(幅)×319(奥行き)×380(高さ)ミリ。重量は8.2キログラムとなっている。

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