MAOのバッテリーは、本体から取り外してシールをはがすとUSB端子が出てくる。ここにUSBケーブルを挿せば、携帯電話などの充電が可能になる。「機種にもよるが、スマートフォンを2.5回程度充電できるだろう」(同社)。
一方、掃除の機能はシンプルだ。マッピングなどの機能は持たず、「掃除」ボタンを押すとランダムに1.5メートルほど進んではくるりと回り、スポット的に掃除するという動きを繰り返す。また本体後部に「モップモジュール」を取り付ける場所があり、マイクロファイバー製のモップがブラシでは取れない汚れを拭きとるという。
なお石井社長によると、来年10月には部屋を一周してマッピングを行い、格子状に効率よく掃除をしていく製品を投入する予定だという。「同様の機能を持つ他社製品は10万〜12万円の価格帯だが、新製品はかなり安くできるだろう。これでマーケットシェアを広げたい」(石井氏)。
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