スカパーJSATは9月28日、インターネットによる意識調査「テレビ視聴に関する調査2015」の結果を公表した。実施期間は9月1日〜8日で、全国15歳〜69歳の男女計1000人が対象(スカパー!調べ。調査協力会社はネットエイジア)。
テレビ番組に対する意識調査では、「最近テレビ番組がつまらないと感じることが多い」と感じるとの回答が約8割(「そう思う」が35.7%、「どちらかといえばそう思う」が42.9%)に達した。
日頃「何を使ってテレビをみているか」という使用機器を確認する質問に対しては、テレビが97.4%と圧倒的に多く、次いでケータイ・スマホが16.2%、カーナビが7.3%、パソコンが6.0%、ゲーム機が1.2%、その他が1.3%。サービスの実際の利用については、有料多チャンネル(スカパー!など)が9.3%、VOD動画配信(Huluなど)が7.0%に留まった(どちらも複数回答形式)。
「日頃、よく見ているテレビ番組」では、ニュース・報道が62.7%、バラエティが53.6%、国内ドラマが53.4%、情報番組が44.3%、映画(洋画)が34.1%、アニメが31.2%、映画(邦画)が31.0%、スポーツが31.0%という順。
有料多チャンネル放送を利用する場合、見たいと思う番組では「映画(洋画)」32.1%が最も多く、「映画(邦画)」26.7%、「アニメ」19.7%、「音楽番組」19.5%、「スポーツ(格闘技・モータースポーツ含む)」18.1%。
動画配信・VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを利用する場合、見たいと思う番組は「映画(洋画)」29.1%が最も多く、「映画(邦画)」25.2%、「国内ドラマ(連続ドラマ)」22.1%、「アニメ」18.8%、「海外ドラマ(韓流除く)」16.4%の順となった。有料チャンネルと比較して、映画の需要が最も多い点で共通しているが、VODでは国内ドラマやアニメのニーズが強く出た形だ。
ちなみに、「日頃動画配信・VODサービスを利用している」と回答した全体の7%(70名)のうち、実際の利用中のサービスではHuluが22.9%で1位、同じく「今後、利用したいと思う動画配信サービス」でもHuluが22.9%で1位となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR