DMM.comは10月14日、同社のロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」から“卓上ロボットアイドル”「プリメイドAI」を発表した。29日に予約を開始する。
「自宅に劇場を作りたい」「自分だけのために本格ダンスをしてほしい」という開発者の熱い思いから誕生したもの。ラインアップは、ロボット製作会社・ロボットゆうえんちがデザインするベースモデルのほか、有坂あこデザインの「ゆかり」、佐久間結衣デザインの「マリ」の3体。
ベースモデルは「しぐさのかわいさや動きの滑らかさでほかのロボットを圧倒している」という。価格は13万8000円(税別)で、11月下旬に発売する。
ゆかりは、持ち主という設定の架空の少女「宮原あかね」がカスタマイズしたもので、あかねの性格を反映して活発なイメージとなっている。価格は14万5000円で、11月下旬に発売する。初回限定版は300体。
マリは、ロボットゆうえんちが架空のアイドル「久遠まり」を元に趣味で作り上げたカスタムモデル。価格は14万5000円で12月に発売する予定。初回限定版は300体。
プリメイドAIは今後「1:アイドル・アニメコンテンツや声優とのタイアップ、2:イベントコンパニオンとしての利用サポート、3:クリエイター奨励プログラム、4:海外展開」という4つの施策を進めていく。
アイドルとのタイアップの第1弾として、「アイドリング!!!」「Cupitron」「アキシブ project」とコラボレーションする。コンパニオンとして利用する場合は、3Dモデルのオープンデータを公開するなどして、衣装や頭部などの外見を自由にカスタマイズできる環境をユーザーに提供していく。ハードルの高いロボット開発に対してクリエイターが参入しやすいよう支援を行うほか、ダンスデータを作成できる環境を提供する。海外展開は、販売だけでなくクリエイターのサポートもするという。
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