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ワイヤレススピーカーでも「エクストラベース」――ソニー、重低音&防水の「SRS-XB2/XB3」を発売

» 2016年01月27日 14時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは1月27日、ポータブルBluetoothスピーカーの新製品として、「SRS-XB2」および「SRS-XB3」を発表した。ラインアップ上は「SRS-X33/X2」の後継となるが、リッチな低域が楽しめる「EXTRA BASS」(エクストラベース)シリーズとして生まれ変わった。

 ソニーは、日本でも若者を中心にムーブメントとなっているEDM(Electronic Dance Music)に着目。EDM楽曲のトレンドとなっている60Hz付近のディープベースと100Hz周辺のパンチベースを十分な音圧で再生できる重低音モデルを開発した。

 両モデルとも2月13日に発売予定で、価格はオープンプライス。実売想定価格は、「SRS-XB2」が1万3000円前後、「SRS-XB3」は1万8000円前後となっている。

「SRS-XB3」

「SRS-XB3」はオレンジレッド、ブルー、ブラックの3色

 SRS-XB3は、新開発の48mm径フルレンジユニットを採用したモデル。軽いペーパーコーンと強力なマグネットを組みあわせ、「小型スピーカーの限界性能に迫るロングストローク設計で、高い音圧とパンチの効いた低音を両立させた」(同社)という。さらに低域を補完する大型のパッシブラジエーターを対向配置し、100Hz付近の再生を強化している。

「SRS-XB3」に搭載されている48mmフルレンジユニットとパッシブラジエーター

 IPX 5(防噴流形)準拠の防水機能も特徴だ。あらゆる方向から水の噴射を浴びても有害な影響はないという。アウトドアはもちろん、キッチンや浴室といった水回りでも音楽を楽しめる。

 内蔵バッテリーは4セルで8800mAh相当の大容量。最長で連続24時間の連続駆動が可能になっている。またUSB Type A端子を使ってスマートフォンを充電することも可能だ。

 Bluetooth 3.0とNFCに対応し、コーデックはSBC、AAC、LDACをサポート。2台のSRS-XB3をBluetoothで接続し、同じ楽曲を同時に再生させたり、ステレオ再生が行える「Speaker Add」機能も備えた。

 外形寸法は、約211(幅)×80(高さ)×83(奥行き)mm、重量は約930g。ACアダプターが付属する。

「SRS-XB2」

「SRS-XB2」はブラック、オレンジレッド、ブルー、カーキイエローの4色をラインアップ

 一方の「SRS-XB2」は、ひとまわり小さな防水&重低音モデルだ。本体は、SRS-XB3と同じIPX 5相当の防水設計で、ブラック、オレンジレッド、ブルー、カーキイエローの4色をラインアップしている。

「SRS-XB2」のフルレンジユニット

 42mm径のフルレンジユニットとパッシブラジエーターを搭載するとともに、高い音圧とパンチベースの再生を両立させる新しいDSPを採用したという。

 Bluetooth 3.0とNFCに対応。内蔵バッテリーで最長12時間の連続駆動が可能だ。ハンズフリー通話やNFC、Speaker Add機能もサポート。3.5mmステレオミニのアナログ外部入力も備えている。

 本体サイズは、約191(幅)×62(高さ)×65(奥行き)mm、重量は約480g。

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