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「ハイエンドへのエントリー」――STAXからイヤースピーカーシステムの低価格モデル「SRS-3100」が登場手が届くかも

» 2016年03月11日 12時35分 公開
[ITmedia]

 スタックスは、静電型イヤースピーカーシステム「SRS-3100」を発表した。同社製静電式ヘッドフォンの低価格モデルにあたり、同社では「ハイエンドのエントリー」と位置付けている。希望小売価格はドライバーユニットがセットになって7万2900円(税込)。4月中旬に発売する予定だ。

静電型イヤースピーカーシステム「SRS-3100」

 プッシュプル・エレクトロスタティック(静電型)の長円形発音体を搭載したイヤースピーカー「SR-L300」と専用ドライバーユニット「SRM-252S」のセット。静電容量は110pF9(付属ケーブル含む)で、再生周波数帯域は7〜4万1000Hzとハイレゾ帯域までカバーする。「厳選した振動膜と共振の少ない強じんな電極を採用し、解像力とバランスに優れた音を実現した」という。

ヘッドパッドの高さ調整は無段階スライド構造

 イヤーパッドには人工皮革を採用。ヘッドパッドの高さ調整は無段階スライド構造とし、ストレスの少ない使用感を実現したとしている。ヘッドフォン部分の重量は448グラム(付属のケーブルを含む)。なお、SR-L300は単体販売(税込4万3200円)も行う。

 ドライバーユニットは、「SRS-2170」に組合わせていたもの。入力がアナログRCAのみのシンプルな構成で、ほかにパラレルアウト端子を備えている。電源は付属のACアダプター。外形寸法は132(幅)×38(高さ)×132(奥行き)mm。重量は540g。

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