ケーブルテレビ事業を展開するイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は3月24日、東急線に関する情報を拡充することを発表、同日よりテレビ自動情報サービス「イッツコム テレビ・プッシュ」においてサービス提供を開始した。家のテレビで武蔵小杉駅など計6駅の改札などの映像がリアルタイムに確認できるようになる。
今回のサービス拡充では、「イッツコム テレビ・プッシュ」のホーム画面に「東急線」ページを新たに追加。東急電鉄が実証実験中のアプリ「駅視-vision(エキシビジョン)」の画像や、東急線の運行停止や遅延路線が一目で分かる”路線図”をテレビ画面で確認できるようになる。現時点では、武蔵小杉駅、日吉駅、三軒茶屋駅、二子玉川駅、溝の口駅、あざみ野駅の計6駅の改札やコンコースにカメラが設置されてあり、プライバシー保護の加工処理が施された静止画が配信されている。
「イッツコム テレビ・プッシュ」は、インターネットに接続された専用端末(IPボックス)をテレビにつなぐだけで、緊急地震速報や気象災害情報などの防災情報や生活情報をテレビ画面と音声でプッシュ配信する月額950円の有料サービス。総務省が推進する「災害情報共有システム(Lアラート)」にも対応している。緊急度が高い情報の場合は、テレビが消えていてもテレビの電源を自動的に立ち上げたり、録画番組視聴時には、画面を自動的に切り替えて知らせることができる。
「イッツコム テレビ・プッシュ」の利用料金は、すでにイッツコムを利用している場合は月額650円/台。「イッツコム テレビ・プッシュ」を単体で利用する場合は、1台目は月額950円/台、IPボックスはレンタルが月額500円/台、購入の場合は9800円/台(すべて税別)。
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