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これなら簡単! 今すぐ試したい家電節約術5選

» 2016年04月03日 06時00分 公開
[ITmedia]

 生活費の中でも、電気代が占める割合は決して無視できません。毎日使うテレビやPC、冷蔵庫もちょっとした工夫で電気代を節約できるんです。

 ここでは、誰でも簡単にできる電気代の節約術5つを紹介します。

PCの電気代節約に有効なのは、シャットダウンかスリープか?

 PCの電気代を節約できるといいですよね。PCは「起動するときが一番電気を使う」とも言われていますが、果たして使わないときは完全にシャットダウンした方がいいのか、スリープだけにしておいた方がいいのか

PC

 Microsoftの調査によると、ボーダーラインは「90分」だそう。つまり、それ以上使わないならシャットダウン、90分以内ならスリープの方が省エネということです。

冷蔵庫の電気代をカットする意外な裏技

 1年中つけっぱなしの冷蔵庫は、1人暮らし向けの138リットルで年間7000円、2〜3人暮らし向けの365リットルで年間8000円程度と、かなり電気代がかかります。それを減らすための裏技を紹介します。

冷蔵庫

 それは「置き場所」を検討すること。壁に囲まれて隙間もない状態の場合、隙間を確保するだけで年間1200円近くの節約になります。隙間がないとうまく放熱できずに庫内を冷やすため、電気代も余分にかかるのです。隙間の目安は環境省のいう5センチとなります。

冷蔵庫の電気代20%カットの小技

 冷蔵庫の電気代をカットする方法の1つが「設定温度の最適化」だと知っていましたか?

 東京電力によれば、設定温度を「標準(中)」から「弱」に変更するだけで、1日あたりの消費電力が、なんと約18%も削減されます。「強」から「標準(中)」の場合では約8%の削減。

冷蔵庫

 買った当初だけしか設定温度なんて見ていない、という人も多いでしょう。もちろん、季節や冷蔵庫内の食品の量にもよりますが、必要に応じてまめに設定温度を変更するだけで、かなりの電気代が節約できます。

1日中テレビをつけっぱなしでも節約できるワケ

 テレビの電気代を節約する上で有効な手段の1つが、古いテレビの買い替えです。

テレビ

 家電でも、特にテレビは毎年のように省エネ化が進められ、液晶テレビの32V型では、2006年から2013年でなんと60%以上も年間消費電力が下がっています。

 もちろん、最新のテレビは値も張りますが、長期的には買い替えたほうが節約になる可能性は大。例えば1、2年前のものでも、古いテレビよりは格段に省エネ性能が高いので、型落ちを狙う手もあります。

家電の待機電力を見直しませんか?

 使っていないのに電力が消費される「待機電力」。実は1ワットの待機電力でも年間で約193円もの損失につながります。10ワットなら1930円、20ワットなら3860円です。例えばエアコンの待機電力の目安は2.4ワット、デスクトップPCは2ワットの待機電力があるのだとか。

お金

 待機電力の節約法は、やはり使わない家電のコンセントを抜いたり、主電源をオフできるタップコンセントを使ったりするのが手軽です。最新家電は、省エネ化で待機電力がほとんどゼロというものもあるので、もちろん買い替えを視野に入れるのもいいでしょう。

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