フォステクスカンパニーは、2wayバスレフ方式のブックシェルフ型スピーカー「GX100Basic」を7月上旬に発売する。価格は1本5万5000円(税別)。
2009年発売の初代「GX100」から続く基本理念を踏襲し、高伝搬速度(いわゆるハイスピード)を、コンセプトに開発されたスピーカー。20mm径のマグネシウムリッジドーム形状振動板を採用したツイーターと10cmアルミニウム合金HR形状振動板のウーファーを搭載。剛性が高く伝搬速度が速いという金属振動板の優れた性質を生かした構成となっている。
再生周波数帯域は55〜4万5000Hz。インピーダンスは6Ω、最大許容入力は100W。同社は「低域の再現性の向上とスピード感のある再生を実現した」としている。
キャビネットには、楠とユーカリのCE合板を採用。固さと密度の異なる2種の木材を交互にはり合わせ、剛性と損失のバランスをとった。表面は、ダークウェンジ仕上げとなっている。
サイズは160(幅)×231.5(奥行き)×262(高さ)mm、重量は5.7kg(グリルを含む)。
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