水をピュッと吹き付けてゴシゴシする新型ふき掃除ロボット「ブラーバ ジェット」
セールス・オンデマンドは8月4日、床ふきロボット「ブラーバ」の上位モデル「ブラーバ ジェット 240」など3製品を発表した。8月26日から全国の家電量販店やアイロボット公式ストアで販売する。直販価格は2万9880円(税別)。
新たにジェットスプレーを搭載。本体前面の穴からピュッと水を前方に吹き出し、クリーニングヘッドを電動歯ブラシのように細かく振動させて汚れをこすり落とす。また本体にカメラは搭載していないものの、ルンバのフラグシップモデル「ルンバ980」と同じナビゲーションシステム「iAdapt 2.0」を搭載しており、部屋のマッピングを行いながら効率的に掃除を行う。マッピングや自機位置は、本体の赤外線センサーやジャイロセンサー、走行距離などから割り出すという。掃除できるスペースは最大15畳とルンバ980に比べると控えめだ。
ブラーバ ジェットには3種類のパッド(ウェットモップパッド、ダンプスウィーブパッド、ドライスィーブパッド)が付属しており、1つを選んで底部に装着すると自動的に掃除モードが選択される。ウェットモップパッドを取り付けると念入りに掃除するモード。ブラーバはスプレーしながら同じ場所を3回ふき掃除を行う。またダンプスウィーブ少量の水をスプレーしながら2回ずつふき掃除するモードで、日常の掃除に適している。もう1つのドライスィーブは乾拭きモードだ。
またWi-Fiを内蔵し、iRobotアプリから遠隔操作が可能。ユーザーはアプリ画面で取り付けられているパッドを確認したり、小さなスペースをふき掃除させる「SPOT CLEAN」の指示を出したりといったことができる。またヘルプやカスタマーサポート、直販サイトへのリンクもあり、交換用パッドの注文なども行える。
本体サイズは178(幅)×170(奥行き)×84(高さ)mm。重量は約1.2kg。3種類のバッドが各2枚とバッテリー充電器が付属する。
来日した米iRobotのCOO、クリスチャン・セルダ氏は、日本の“ぞうきんがけ文化”を取り上げ、ブラーバ ジェットが日本市場に適したロボット掃除機であるとアピール。またセールスオンデマンドの室崎肇社長は、「ぞうきんがけは重労働。日本の伝統的な家事にブラーバを提供して新たなソリューションとしたい」と話している。
ルンバにも2つの新ラインアップ
同時に発表された「ルンバ960」は、「ルンバ885」の後継となるミドルレンジモデルだ。フラグシップモデルの「ルンバ980」と同じカメラと「iAdapt 2.0ビジュアルローカリゼーション」を搭載しているため、広い家でも対応可能。髪の毛などが絡まりにくい吸引機構「AeroForceエクストラクター」やゴミの多い場所を集中的に掃除する「ダートディテクトモード」などを継承しているが、掃除機能はルンバ800シリーズに準じているため、ルンバ980に搭載されている「カーペットブースト」(じゅうたんの上で吸引力を上げる機能)は搭載していない。8月26日に発売する予定で、直販価格は8万9880円(税別)。
「ルンバ680」は、スタンダードモデル「ルンバ600シリーズ」の設計を見直し、「今後の製品のベースになる」(セールスオンデマンド第1事業本部長の池田明広氏)という新世代モデルだ。「iAdapt」を搭載し、3段階クリーニングシステムや自動充電機能、スケジュール機能といったベーシックな清掃機能を搭載している。直販価格は4万9880円(税別)で、9月16日に発売する予定だ。
このほか、現行「ブラーバ380j」などは継続販売され、iRobotのラインアップは6機種となる。池田氏は、「ロボット掃除機市場を掃き掃除とふき掃除の2つのカテゴリーで拡大していく」と話している。
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