ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9月8日、映像の処理能力の向上および4K出力に対応した新製品「プレイステーション 4 Pro」を発表した。日本では11月10日に発売予定で、価格は4万4980円(税別)。あわせて小型軽量化した新型PS4もリリースしている。
プレイステーションのプラットフォームで初めて同一ハードウェアのライフサイクルの中で提供されたハイエンドのシステム。CPU、GPUを含むシステムアーキテクチャの性能を強化し、「これまで以上に精緻で快適な映像表現を可能とした」(同社)。
具体的には、4K/HDR(HDR 10)への対応が挙げられる。4Kテレビに接続すれば、今後登場する4K/HDRタイトルに加え、これまでのPS4タイトルも4Kアップコンバートで出力が可能。また4K解像度までのビデオ再生にも対応しており、NETFLIXやYouTubeなどの4KタイトルをPS 4 Proで視聴できる。なお、これまでのPS4シリーズも、システムソフトウェアのアップデートによってHDR 10に対応する予定だ(解像度はフルHD)。
内蔵HDDは1TB。光学ドライブはBlu-ray Discで、4KのUltra HD Blu-ray には対応してない。外形寸法は約295(幅)×55(高さ)×327(奥行き)mm。重量は約3.3kg。
同時に発表された新型「プレイステーション 4」(CUH-2000シリーズ)は、本体各部の構造を見直し、設計し直すことで現行モデルの「CUH-1200シリーズ」に比べ30%以上の小型化を実現したモデルだ。前後に傾斜を付けたフォルムは継承しつつ、四方の角に丸みをつけて柔らかい印象に仕上げている。
本体サイズは約265(幅)×39(高さ)×288(奥行き)mm。重量は約2.1kg。出力解像度は1080p(フルHD)だが、上記のようにHDR出力に対応する。
価格は、内蔵HDDが500GBのモデルが2万9980円、1TBモデルが3万4980円(いずれも税別)。
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