テレビの設置場所を見直すと音量や聞き取りやすさといった点は改善される可能性がありますが、根本的な“音の質”は変わりません。そこで考えたいのは、ステレオのスピーカーを活用することです。
家にミニコンポなどがあったら接続して、テレビの両脇にスピーカーを置いてみましょう。どんなに古い機種でもアナログ外部入力の1つくらいはあるはず。家電店に行ってテレビのイヤフォンジャックとミニコンポのアナログ端子をつなぐケーブルを買ってくればOKです。これなら1000円程度の出費で済みます。
ミニコンポなどが手元にない場合は、アンプを内蔵したアクティブスピーカーがオススメ。1万円程度から購入できるものがありますが、価格が上がると光デジタル接続やHDMI接続といった製品も出てきて、さらに便利に使えます。
3万円コース。同じく東和電子「TW-D9HDM」はHDMIケーブルでテレビと接続できる機種です。HDMI接続のメリットは、CEC(コンシューマーエレクトロニクスコントロール)という機能により、テレビのリモコンでスピーカーの音量や入力を切り替えられること
5万円コースはソニー「HT-ZR5P」。HDMI接続はもちろん、特定のサウンドバーと組み合わせるとZR5Pがリアスピーカーとして利用できるといったユニークな機能があります。将来的にシステム拡張も考えたい人に最後にステレオスピーカーを両脇に設置する時のポイントを1つ。できればスピーカースタンドなどを使い、高音を担当するツイーターというスピーカーユニットがテレビ画面の中央に近い高さになるよう、調整してください。高音は指向性が高いため、まるで画面内の出演者が話しているように聞こえます。
画面と音の一体感が感じられるテレビはとても快適です。お試しあれ。
音を“前”に出したいあなたへ――オラソニックのテレビ用スピーカー「TW-D77OPT」のススメ
ソニーの新提案は2本の小型スピーカーをセットにした「HT-ZR5P」
音量を上げなくてもちゃんと聞こえるテレビ用スピーカー、オラソニックから
“木”にこだわった小型アクティブスピーカー「PM0.1」、フォステクスからCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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