米Nianticは8月30日(現地時間)、ゲームアプリ「Pokemon GO(ポケモンGO)」のアップデートを行ったと発表した。新バージョンはAndroid版が0.73.1、iOS版のApp Store上の表示が1.43.1。同社は全てのトレーナーに行き渡るには時間がかかるとしている。
アップデートの内容は以下の通り。
今回のアップデートは、レイドバトルの改善が目立つ。
これまでのレイドバトルは「レイドパス」を使って入場した後の準備画面で参加人数が初めて分かる仕様だった。そのため、1日に1枚しか入手できず、1枚しか持てない無料の「レイドパス」を使ったものの、レイドバトルの参加人数が少なく、制限時間内にボスを倒せずにパスを無駄にしてしまうケースもあった(複数枚所有して使える「プレミアムレイドパス」は1枚につき100コイン必要)。この変更により、レイドパスの無駄を減らせることが期待できる。
また、レイドバトルでは勝利後のゲットチャレンジにおいて、プレミアボールの残りが1球になると、ボールに入らず逃げられてしまうという既知の問題があり、一時的な対策として「レイドバトル参加賞」で得られるプレミアボールの数を1球増やして「6球」にしていた。今回の修正によって、最も気合を入れて投げるラスト1球でも捕獲できるようになる(それでも捕獲率は低いだろうが……)。
細かいところでは、しあわせタマゴを使用中にレイドバトルで勝利したとき、XPが通常の2倍であることを表示できていなかった不具合も修正される。
この他、専用アクセサリーのPokemon GO Plusがジムからの道具入手に対応したことも、ユーザーにとっては見逃せない改善だ。
2017年6月のレイドバトル開始に伴い、ジムからも道具が入手できるようになり、ポケストップの幾つかがジムに変更されたが、これまでPokemon GO Plusではジムからの道具入手ができなかったため、スマホアプリのポケモンGOを起動してジムにアクセスする必要があった。
今回のアップデートにより、ポケストップと同じようにPokemon GO Plusでジムから道具入手(ジムバッジも)が可能になったため、操作の煩雑さが改善される。
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