パナソニックのBlu-ray Discレコーダー“DIGA”(ディーガ)シリーズがスマートフォン連携を強化、新たに「おうちクラウドディーガ」の名称で4機種を10月に発売する。写真や動画、リッピングしたCD楽曲などをレコーダーの内蔵HDDに保存し、スマートフォンやタブレットで手軽に再生できるのが特徴だ。
ディーガシリーズは、これまでも録画した番組を宅外でも再生できる“リモート視聴”や外出先からのリモート予約といった機能を提供してきたが、新しいスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」はさらに一歩進めた。従来からの機能はそのままに、新たにスマートフォンで撮影した動画や写真をSNSにアップロードするのと同じ感覚でディーガに転送、保存することが可能だ。レコーダーでリッピングしたCD音源もスマホで聞くことができる。
保存した動画や写真はリビングルームの大画面テレビで楽しめることに加え、スマートフォンなどを使って外出先でも視聴可能。さらに離れて暮らす家族と動画や写真を共有する機能も用意した。田舎の祖父母宅にも対応ディーガがあれば、電源オン時にはテレビ画面に写真や動画が届いたことを知らせ、孫の動画や写真を簡単にテレビに映し出せるという。
ディーガの内蔵HDD容量が少なくなった場合、BD-RメディアやUSB接続の外付けHDDなどにバックアップが可能だ。SeeQVault規格対応の外付けHDDなら、レコーダーを買い替えてもバックアップしたデジタル放送の録画番組を継承できる。
3つのデジタルチューナーと500GBから2TBまでのHDDを内蔵した4機種をラインアップ。価格はすべてオープンで、店頭では2TBの「DMR-UBZ2030」が9万5000円前後、1TBの「DMR-UBZ1030」が8万5000円前後、1TBの「DMR-BRT1030」は7万3000円前後、500GBの「DMR-BRT530」が5万円前後になる見込み。“UBZ”型番の上位2機種はUltra HD Blu-ray再生にも対応する。
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