ソフトバンクモバイルがAndroid向け端末向けに「ビューン」と「ブックストア」を開設:ソフトバンクのeBook戦略とは!?
ソフトバンクが、同社のAndroid搭載新モデルに向けて電子書籍サービスの「ブックストア」と「ビューン」を提供する。開始時期は12月上旬の予定だ。
ソフトバンクモバイルの電子書籍/eBookストア「ソフトバンク ブックストア」
ソフトバンクモバイルのブックストアサービス「ソフトバンク ブックストア」は、2010年12月上旬のサービス開始時点で約10万点のコンテンツを予定し、ランキングなどから好みのコンテンツを選べるのが特徴だ。eBookの購入代金は、毎月のソフトバンクへの支払いと共通化されるが、同サービスの利用にはS!ベーシックパック(月額315円)とパケット定額サービスへの加入が必要になる。また、書籍購入にあたり、ソフトバンクへの加入月が満3カ月以内のユーザーは上限が3000円/月、満3カ月を超えた場合でも1万円/月の利用制限がある。
ブックストアの対応機種は、シャープ端末の「GALAPAGOS 003SH」と「GALAPAGOS 005SH」の2モデルで、いずれのモデルにもリーダーソフトウェアがプリインストールされており、デルの「Streak 001DL」にも後日対応する予定だ。
リーダーアプリの対応書籍フォーマットはXDMF/ドットブック(ボイジャー)/CCF(セルシス)/EPUBで、そのほかにPDF/Word/Excelファイルも読み込める。なお、購入した書籍データはSIMカード(電話番号)とひも付けて著作権を管理しているとのことだった。
ビューンがAndroidにも対応
こでまでiPhoneやiPad、iPod touch、ソフトバンク携帯向けのサービスとして提供されていた「ビューン」が、ソフトバンクのAndroid 2.2搭載端末向けにもスタートする。時期は12月上旬の予定だ。
ビューンは、雑誌や新聞などのコンテンツを定額料金で見ることができるサービスで、現在31のコンテンツが閲覧可能だ。12月1日からは「東京ウォーカー」や「CLASSY」などの雑誌が加わり、コンテンツ数が合計40まで増えるという。
対応機種は「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」「HTC Desire HD 001HT」「Streak 001DL」「Libereo 003Z」で、OSはAndroid 2.2以上、512Mバイト以上の空き容量があるmicroSDカードのほか、コンテンツの利用にはWi-Fi環境への接続(キャッシュされたコンテンツは除く)が必須となっている。
月額利用料は315円で、端末購入時に申し込んだ場合1カ月間は無料で閲覧可能だ。ただ、店頭以外でビューンのサービスに申し込んだ場合、もしくはすでにソフトバンク端末でビューンを利用していた場合は、無料期間が付与されない点に注意が必要だ。
12月1日に追加されるコンテンツ | |
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提供元 | 雑誌名 |
角川マーケティング | 東京ウォーカー、横浜ウォーカー、東海ウォーカー、関西ウォーカー、北海道ウォーカー、福岡ウォーカー |
光文社 | CLASSY、美 STORY、Gainer |
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