シャープ、ザウルス「C760/C750」に無償で機器認証機能を提供

» 2004年06月07日 17時38分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 シャープは6月15日から、ザウルス「SL-C760/SL-C750」の2モデル用に機器認証機能をアドオンするモジュールを無料で提供する。ダウンロードは、ザウルスのサポートステーションから行える。

 機器認証システムを採用することでISPは、機器に応じた料金設定が可能になる。例えばKCCSがザウルス向けに提供する、1カ月あたり1750円でつなぎ放題の安価なデータ通信サービスをSL-C760/SL-C750でも利用可能になる。(2003年10月の記事参照)。

 機器認証システムは、利用するPDA側にも対応モジュールを組み込む必要がある。これまで対応しているPDAはシャープの最新ザウルス「SL-C860」のみだったが、アドオンモジュールが提供されることでザウルスSL-C760やSL-C750も機器認証対応になる。

 PDA向けの安価なつなぎ放題サービスは、ソニーコミュニケーションネットワークが「bitWarp」を提供中で(2003年5月の記事参照)、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)も6月15日から1カ月あたり約1750円の(12カ月プランの場合)「KWINS for PDA(Zaurus)」を提供開始する(6月7日の記事参照)。

 機器認証機能を追加したSL-C760/SL-C750はKWINS for PDAに対応。ソニーコミュニケーションネットワークもbitWarpの対応を検討中だ。

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