日本ではパナソニック モバイルコミュニケーションズが先鞭を付けた液晶回転型の携帯電話。携帯電話の高機能化に伴い、利用シーンに合わせて形状が変化する仕組み取り入れるメーカーが増える中、Nokiaも液晶部が回転する携帯電話を打ち出した。それがトライバンドGSM端末の「Nokia 6260」だ。2004年度第3四半期に出荷予定で、価格は400ユーロ前後になる見込み。
液晶部の回転の仕方やカメラの位置は「P2102V」に似ている。ヒンジ部にVGAカメラを装備、静止画やムービーの撮影時には液晶を横に回転させて、大きなメイン液晶を見ながら撮影できる仕組みだ。
P2102Vと異なるのは、メイン液晶下部にボタン類がついていること。背面を表に出した状態で通話やメールを受けたり、Webを閲覧したりできるという。
XHTMLやHTMLに対応したWebブラウザや、Word、Excel、PDFビューワ、RealOne Player、MP3プレイヤー、FMラジオチューナーを内蔵するなど、マルチメディア機能が充実。はやりのプッシュトゥトーク機能にも対応している。
Bluetooth機能を備え、オプションの純正ワイヤレスキーボード(2004年の第三四半期に135ユーロ前後で発売される予定)も利用可能だ。
サイズは102×49×23ミリ、重さ約130グラム。
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