2003年度の携帯電話端末出荷状況は国内/海外向け市場共に好調

» 2004年06月23日 17時28分 公開
[ITmedia]

 エムレポートは、2003年度下期における携帯電話端末メーカー各社の国内/海外向け市場における動向を調査し、その結果をレポートとして発表した。なお、同レポートは、ネットアンドセキュリティ総研を通じて販売されている。

 同レポートによれば、2003年度下期における携帯電話端末の国内出荷台数は、前年同期比2.9%増の2397万台だった。これに伴い、通期における出荷台数は同15.7%増の4984万台となり、過去最高となった2000年度の5043万台に次ぐ出荷実績を示した。好調の理由としては、カメラ搭載端末のカメラ高画素化や、NTTドコモ「FOMA 900i」シリーズの市場投入などによる需要増大をあげている。

 2004年度国内市場については、「FOMA」への移行本格化や非接触ICカード機能搭載端末の市場投入などが見込まれるため、端末メーカ各社による積極的な新端末投入が行われれば、2003年度並みの出荷台数を記録することも可能だろうと同社は予測している。

 一方、海外市場向け出荷台数は、2003年度通期で前年度比138.7%増となる3396万台となった。出荷台数1位は日本電気(NEC)で、前年度比5倍となる出荷数を記録。また、パナソニックモバイルコミュニケーションズが国内に匹敵する台数を出荷したほか、日本市場では中堅メーカーといえる京セラや三洋電機の健闘が目立っている。

 2004年度通期の海外出荷は、前年度比62.8%増の5530万台が見込まれており、横ばいもしくは減少も想定される国内市場を補う形で、端末メーカー各社は海外向けへの展開を強める傾向にあると分析している。

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