PalmSourceのベナム会長が辞意、チャヒル氏も取締役退任へ

» 2004年08月14日 09時18分 公開
[ITmedia]

 Palm OS開発企業の米PalmSourceは8月13日、エリック・ベナム氏が同社会長職からの辞意を表明したと発表した。10月28日開催の株主総会を終えたらすぐ辞任する意向だという。同氏はpalmOneの会長でもあるが、こちらは続投の構え。

 PalmSourceは2003年10月にPalmからスピンオフ。そして残ったPalmのハードウェア事業部はpalmOneという会社になった。

 PalmSourceのスピンオフ以来、同社取締役会長を務めてきたベナム氏だが、「PalmSourceとpalmOneは、それぞれ個別の公開企業として確固たる存在を築いており、両社の取締役会も、さらに独立性を強める必要がある」との談話を発表している。

 PalmSourceはまた、Palmの元チーフマーケティングオフィサーで現PalmSource取締役のサジブ・チャヒル氏には、次期取締役選任の折に候補となる意思がないと明らかにした。だがチャヒル氏は、業界の専門家やパイオニアからなる諮問委員会の設立面で、PalmSourceを支援することに同意しているという。

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