FOMA通話の“無音”〜料金返還へ

» 2005年03月17日 11時59分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 NTTドコモは3月17日、FOMAで発着信した通話の一部が無音状態になることがあったとして、対象ユーザーへ料金の返還を決めた。

 2月10日の18時4分から25日の5時37分にかけて、発信側または着信側の一方が無音状態になる、あるいは双方が無音状態になる場合があるという不具合が、全国で発生した。10日に行ったFOMA交換機のソフトウェアバージョンアップ内容に不具合があり、起こったもの。19日にユーザーからの申告で見つかった。

 これまでのユーザーからの申告は93件だが、全国すべてのFOMAユーザーに起こり得る。ドコモは発生件数を把握しておらず、該当期間に無音が発生したことを申し出たユーザーについては、利用状況を確認のうえ対象の通話料金を返還する。

  • 問い合わせ先 ドコモ携帯・PHSから 151
  • 問い合わせ先 一般電話から 0120-800-000

 なお、テレビ電話は画像が静止状態となった。また64Kデータ通信では通信が行えなかった。パケット通信については正常に利用できた。

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