食べられる“グミ型”データチップ入り──NECのコンセプトモデルワイヤレスジャパン2005

» 2005年07月13日 19時20分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 NECブースの一角に、未来の携帯電話をイメージしたコンセプトモックが展示されている。一見するとインテリアグッズにしか見えないデバイスも展示され、来場者の目を引いていた。

 なかでもひときわユニークなのが、音楽や映像が入ったデータチップをグミに見立てたデバイス。1つ1つのデータは錠剤の薬のようなパッケージに封入され、そのデータが液体で満たされたデバイスの中に入っている。「見終わったデータは食べてしまうというイメージ」(説明員)

 「gumi」という名前のコンセプトモデル。透明でチューブ型のデバイスにグミ型のデータを入れて使う。ヘッドホンを挿せば音楽を聴くことができ、無線LAN経由でディスプレイに接続されたクレードルに挿すと、映像がディスプレイに映し出される

 ガラスボトル型のデバイスは「flacon」という名前。膨大な映像をさりげなく楽しむことをイメージしたもので、液体の中に浮かぶ小さな無機ELにサムネイルの画像が表示される。記念日などの特定の日や季節に合わせてボトルの先端にあるプロジェクターから映像が映しだされるという利用シーンを想定したという。

 左がflacon。右は「vial」と名付けられたメディアプレイヤーとコミュニケーター。ペンのような形のメディアプレーヤーはスタイラスペン代わりに使うことも想定している。本体とプレーヤーは無線でつながれているイメージ


 左はナビ端末の「Glass Navi」。検索した場所がレーダー型ディスプレイに表示され、その方向を双眼鏡のように覗くと立体ナビがオーバーレイ表示される。右は「FLIPPER」。片手ですべての操作が可能なモバイルインターネットビューワ

 今回のコンセプトモデルは、「メカメカしたものではなく、普通の生活の中で馴染みのあるインテリアグッズ風」なのが特徴だと説明員。機能や形の意外性から、関心を持って見ていく人も多いという。

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