どれが欲しい? WIN7機種春モデルを比較する その1モバイル編集部、ただいま取材中

» 2006年01月23日 11時20分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 WIN7機種が一気に出揃ったau春モデル。HDDを搭載した機種や地デジ対応機種など、話題も豊富です。ただ、「全部入り」がないだけに、機種選びが悩ましいのではないでしょうか。

 7機種全てが対応している機能は、音楽関連機能が「着うたフル」と「LISMO」、GPS関連が「安心ナビ」「助手席ナビ」「声de入力」、放送は「FMラジオ」、PTTの「Hello Messenger」など。USBケーブルも全機種に付属します。

 赤外線通信機能は、W41T以外を除く全機種に付いています。なお、W41TはHDD搭載端末であるという性質上、外部メモリスロットも7機種の中で唯一ありません。

 今回から数回に分けて、「サイズ」「カメラ」「FeliCa」「電子コンパス」などに着目しながら、機種選びのポイントを考えていきたいと思います。比較ポイントは人によって違うと思うので、「私にとってはコレが重要」というポイントを重視して読んでいただけるといいのではないかと思います。

 なお、7機種全部の機能を比較したスペック表がこの記事に載っていますので、そちらも併せてご覧下さい。

一番小さい機種/大きい機種は?

 まずはサイズ比較から。7機種のサイズと重さを比較すると、以下の通りです。

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 一番小さいのは三洋電機製のW41SA。次いでW41S、neonでしょうか。逆に重量級なのは、HDDを搭載したW41Tと、地デジが見られるW41Hで、どちらも160グラム近く。このあたりは機能とサイズのトレードオフ、という感じです。W41TとW41Hは実際手に持ってもちょっと大きめで、記者の手(女性の手としては普通のサイズだと思います)には少々余る感じがしました。

 手に持ってみると、W41SAが最も手になじむ形だという印象。W41Sは平べったい形で、見た目あまり小さそうに見えないのですが、手に持つとしっくり来ます。W41CA、W41Kはサイズ的にあまり変わらないのですが、W41Kが角ばったデザインで、W41CAの方が薄さを強調したデザインなせいか、持った感じはW41CAのほうが小さく感じます。

FeliCa対応機種は3機種

 おサイフケータイこと「EZ FeliCa」対応機種は、W41H、W41CA、W41Sの3機種。FeliCaチップを搭載しているほか、電子マネー「Edy」のアプリがプリインストールされています。

 EZ FeliCa機能で技ありなのはソニー製端末。W41Sには、前モデルの「W32S」と同様、Edyと現金を一緒に管理できるアプリ「おこづかい日記」が入っているほか、ボタンを押すだけでEdyの残高を簡単に確認できる「クイック確認for『Edy』」機能、端末を閉じたままでFeliCaロックを解除できる「クイック解除」機能も付いています。また、FeliCaのリーダー/ライターに近付けると電波を感知して光る「FeliCaサイン」も引き続き搭載している。FeliCa関連機能に注目している人にはお勧めの機種と言えそうです。

 なお、1月28日からはJR東日本のモバイルSuicaが始まりますが、W41H、W41CA、W41Sのいずれも、対応するかどうかの発表がまだされていません。「新しい携帯でモバイルSuicaを使いたい」と考えている人は、JR東日本の対応機種発表を待ってからのほうが賢明でしょう。

※1月26日付けで、W41SはモバイルSuica対応が発表されました(1月26日の記事参照)

 次回は、カメラ機能などを比較します。

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