ドワンゴ、MNPに対応したコンテンツポータビリティサービスを開始

[ITmedia]

dwango.jp

　ドワンゴは10月24日、同社が携帯電話向けに提供している「dwango.jp（うた）」などのサイトで、「コンテンツポータビリティサービス」を実現する「ドワンゴID」を導入した。

　コンテンツポータビリティサービスとは、ユーザーがキャリアを替えたり機種変更をしても、購入したコンテンツを引き継げるサービス。各サイトで共通して使用可能な「ドワンゴID」を導入することで、これまでに購入したコンテンツの履歴をまとめて参照できるほか、月額315円以上のドワンゴID対象サイトにひとつでも入会していれば、退会済みのサイトで購入したコンテンツも、ポイントを消費することなく再ダウンロードできる。

　ドワンゴID対象サイトは、「dwango.jp（うた）」「dwango.jp（メロ）」「dwango.jp（フル）」「dwango.jp（ボイス）」「dwango.jp（待受）」「dwango.jp（着フラ・待フラ）」「dwango.jp（映画）」「dwango.jp（デコメ）」の8種。

　なお10月27日より、無料で着うたなどのコンテンツや乗換案内、天気などの情報や、SNSなどのコミュニティ機能を提供する総合ポータルサイト「dwango.jp」のサービスも開始される。同サイトは一般サイトとして提供されるが、キャリア公式の各dwango.jp系サイトと共通するドワンゴIDの利用が可能。

　サイトへのアクセスや公式サイトでのコンテンツ購入により、dwango.jpで使用可能なポイント「ドワンゴGOLD」を貯めることができ、同ポイントを使用して着うた、着信メロディ、デコレーションメール素材などのコンテンツが無料で取得可能だ。

　dwango.jpへのアクセスは http://dwango.jp/ から。