エスエイティーティー、「W-ZERO3」を活用したeラーニングソリューションを発表

» 2007年01月31日 19時59分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 「eラーニングパック for W-ZERO3」の概要

 駿台グループのエスエイティーティー(SATT)は1月31日、ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3」シリーズを利用するラーニングソリューション「eラーニングパック for W-ZERO3」と「W-ZERO3レンタルパック with eラーニング」を発表した。2月1日から受付を開始し、2月下旬より随時サービスを開始する。

 この新サービスは、W-ZERO3シリーズに対応させたSATTの学習管理システム「SATT Attain2」と教材作成ツール「インタラクションメーカーPRO」、および専用のサーバーから構成されるもの。

 タッチパネル操作が可能なVGA液晶を搭載するW-ZERO3シリーズと、ウィルコムの大容量マイクロセルネットワークによるリーズナブルな定額料金により、これまでは難しかったモバイル環境でのeラーニングが提供可能となった。また、提供されるeラーニング問題はPCでも利用でき、環境を問わない効率的なeラーニングを実施できるという。

 eラーニングパック for W-ZERO3は、社員教育用のコンテンツ配信から受講者の一元管理が可能なソリューション。受講者の場所を問わずに受講管理や得点の集計などを効率的に行え、同梱の専用エクセルマクロによりクイズ型eラーニングコンテンツを作成できる。Flashアニメーションを利用したリッチコンテンツにも対応する。基本パック料金は168万円で、受講者が利用する端末代金と通信料金が別途必要だ。

 W-ZERO3レンタルパック with eラーニングは、モバイル環境でのeラーニングソリューションを試験的に導入したい法人向けのレンタルサービス。前出のeラーニングパック for W-ZERO3に加え、W-ZERO3(WS003SH)を10台単位と、ウィルコム定額プランおよびデータ定額プランのランニングコスト込みで、1カ月単位(最大3カ月)で利用できる。端末10台で1カ月利用する場合の利用料金は6万4000円となっている。

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