マルチキャリア対応のコンテンツ変換サーバ――ノイアンドコンピューティングワイヤレスジャパン2007

» 2007年07月23日 23時50分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo ノイアンドコンピューティングブース

 ノイアンドコンピューティングは、9月10日から販売を開始するモバイルコンテンツ・ゲートウェイ「エリクサー・モバイル・ゲートウェイ・プレミアム」(以下、エリクサー)を、ワイヤレスジャパン2007へ出展した。

 エリクサーは、マルチキャリアに対応するモバイル向けWebページ変換アプライアンス・サーバ。19インチ1Uラックマウントサイズの専用ハードウェアであるため、ソフトウェアベースの携帯電話向け画像変換製品と比べ、高速で処理できるのが特徴だという。

 NTTドコモ向けのiモードサイトを作成しておけば、接続する端末に合わせてサイトを構成する言語、画像、絵文字を、auのEZweb(WAP1.0/2.0)、ソフトバンクモバイルのYahoo!ケータイ、ウィルコムのAIR-EDGE PHONEとW-ZERO3シリーズ向けに変換する。対応端末は、国内のネット接続可能な携帯電話(フルブラウザ専用端末)すべてで、7月現在で752機種におよぶ。新端末が発売された場合、3営業日以内に新端末用プロファイルを自動アップデートで提供することも可能だ。

 エリクサーは8月1日から受注を開始し、価格は207万9000円。別途、端末データアップデート、ハードウェア保守費用などの年間保守費用が発生する。また、SSL通信機能が利用できる追加ライセンスも用意する。

photophoto 「エリクサー・モバイル・ゲートウェイ・プレミアム」。絵文字も変換するため、ウィルコム端末など携帯電話用の絵文字が使えない端末でも、デザインを崩さずにWebページを表示できる
photo 開発中の「エリクサー・モバイル・ムービー(仮)」は、マルチキャリア対応の動画変換サーバ。エリクサーと組み合わせることで、動画を自動変換して配信する

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