調査リポート
» 2007年09月20日 14時44分 公開

ケータイ動画のイメージは「画面が小さく見づらい」

携帯に動画系サービスが増える中、ユーザーはどんな動画を視聴し、そのサービスにどんなイメージを抱いているのか。KLabがアンケート調査の結果を発表した。

[ITmedia]

 KLabは9月19日、ポイントサービス「ケータイコイン」のユーザーを対象に行った携帯電話での動画視聴に関するアンケート調査の結果を発表した。有効回答数は8141人。

 同調査によれば、これまでに携帯動画を見たことがあるユーザーは、「たまに無料で見る」の40%と「よく無料で見る」の33%を合わせ、「無料で」が全体の73%を占めた。これに対し、「たまに有料で見る/よく有料で見る」と回答したユーザーは1%。しかし、一度でも携帯動画を見たことがあると回答したユーザーは、全体の92%であったことから、多くの人が携帯電話をデジタルツールとしても活用していることが分かった。

 携帯動画を見るのは、「1人で学校や会社が終わったときのリラックスしているときに見る」が38%、「1人で夜寝る前に見る」が27%、「1人で昼休みや長い休憩時間に見る」が23%。ちょっとした空き時間に1人で見ている人が多いことが分かる。

 とは言え、携帯動画のイメージについては、「画面が小さく見づらい」と考えている人が71%、「画質・音が悪い」51%、「配信コンテンツの長さが短い」が48%とあまり良い印象がなく、「今の携帯動画で満足している」と回答したのはわずか6%だった。また、一度アプリを立ち上げて、そこからサイトにアクセスするのが面倒と感じている人が27%おり、テレビと同様、起動したらすぐに番組を選び、動画を視聴できる機能をアプリに求めているようだという。

 携帯動画の利便性については、「暇な時に時間つぶしができる」が62%で最多。携帯動画を見ることができるかという質問には、54%が「5分以下〜5分位」と回答した。他方で、「お金を払って購入したものなら長いほうがよい」が6%、「2時間位」が3%など、10分以上見ることができると回答したユーザーも約半数に達しており、携帯で長時間の動画を見ることが、今後一般化していくものと推測されている。

 携帯動画サイトへのアクセス方法は、「キャリアのサイト」が34%なのに対し、「携帯電話の検索サイト」が65%で最も多かった。携帯動画を見る際に「動画+キーワード」で検索するユーザーが多いようだという。

 よく見る携帯動画サイトは、「モバイルGyaO(一般サイト)」が35%、「その他」が27%、「ニコニコ動画モバイル(一般サイト)」が10%と並び、その後も公式サイト、一般サイトともに無料配信のサイトが大部分を占めた。

 PCと携帯電話での動画視聴については、「PC動画も携帯動画も見ている」が66%、「PC動画は見ないが携帯動画は見る」が21%、「PC動画は見るけど携帯動画も見ない」が8%、「PC動画も携帯動画も見ない」が5%となった。PCだけで動画を視聴しているユーザーよりも、携帯だけで動画を見ているユーザーの方が多いことが分かる。

 なお、モバイルショッピングサイトに、商品の動画が必要かどうかを聞いたところ、「興味があれば写真だけでも買う」が28%、「商品の写真だけで十分」が20%と、写真だけで商品購入を決めるユーザーが48%。「動画があったほうがいい、動画を見たい」と、モバイルショッピングにも動画が必要と感じているユーザーは52%と、わずかではあるが動画は不要とするユーザー数を上回っている。

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